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満天☆の海-2

津波の高さとは

「津波の高さ」とは、津波がない場合の潮位(平常潮位※)から、津波によって海面が上昇したその高さの差を言う。→気象庁ー気象等の知識ー津波についてhttp://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq26.html

津波は海の表面だけが上下する波とは全く異質の物で、海底から海面までの海水が一挙に横移動するのでものすごい破壊力を持って押し寄せてくる。
だから高さだけ気にしても意味ないのだが、例えば1mの津波が大潮の干潮時に来ても、高さだけを見れば安良里の漁協側岸壁の高さよりは低いと言えるが、大潮の満潮時に来たら岸壁に停めている車は水没する高さだ。高さはそういうことだが仮に大潮の干潮時の1mの津波といえどもその破壊力を考えると岸壁は崩れてしまうのかもしれない。

係留中のヨットは海底から緩めに張られている係留ワイヤーが伸びるのである程度の海面の上昇には持ちこたえられるはずだが、揺すぶられて左右のヨット、ボート同士がぶつかって破壊されてしまうかもしれない。まずはマスト同士がチャンバラをはじめて次にハル同士がぶつかり合う。

※気温・水温の変化、気圧の変化等によってもたらされる水位の変化を除外して、純粋に月・太陽の起潮力によって起こされる規則的な海面水位変化を天文潮という。注意報や警報文では、天文潮のことを平常潮位または平常の潮位とよぶ。
by mantenbosisan | 2011-03-13 21:47 | 気象・海象 | Trackback | Comments(0)
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