ペラにロープ巻いてあわや沈没だったらしい
沖でアンカリング中にエンジンをスタートしペラを回したら
大きな衝撃があってガクンとエンジンがとまったらしい。
本人はなにがあったかわからず、繰り返しペラを回そうとしているうちに突然浸水が始まった。
クルーもいたのでどんどん入ってくる水を掻い出しながら救助を頼み、なんとか間一髪助かった。
救助が遅れれば水没しただろうとのこと。
この原因はペラにアンカーロープを巻き付けたことだそうだが、相当激しく巻き込んだのだろう。
マリーナでそのヨットを見たが、シャフトが曲がり(言われてみると曲がってるのかなという程度だったが交換しなければならないと言っていた)、シャフトブラケットの基部が動いてハルに亀裂が入っていた。ここから水が艇内に吹き込んだようだ。
エンジンも動いてしまったような話をしていた。
シャフトの交換を含め相当大がかりな修理になるようだ。
たかがロープを巻いたくらいで、場合によってはこうなるのだ。
岸壁係留でも沖止めでもアンカリングでも、艇を動かす前に流れているロープがないか周囲を確認するのは当たり前のことなのだが、つい基本を忘れることがあるので気を付けよう。たえず初心に帰れだ。
沖を航行中だってロープ巻いてしまうこともある。
ただ、ロープを巻いてしまってもスロー回転時なら直ちにエンジンを止めてペラを反転させればほどけることもあるし、潜ってロープをカットすればそれで済むこともある。
トラブルが発生したらまずは原因究明だ。原因がわからないまま同じことを繰り返し行うのは危険極まりないということだ。
私も2回やりました(汗)幸いダメージは受けなかったけど、素潜りをする羽目になりました
大雑把な修理見積りで50万円と言ってました。ウーンと言う感じですね。