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満天☆の海-2

ヒーブツー

1)スピンナヤーン
①今までのタックのままでヒーブツーする方法
これはディンギーで強風、波のある海面でタッキングを失敗して風位に立ってしまったような時に風上側のジブを張って逆ジブにして元のタックに戻すことがあるがジブの操作はあれと同じ要領だ。その時には元のタックの風下に落とすときにメインを緩めるがヒーブツーの時はメインは目いっぱい引き込んだままにする。
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b0114415_19345243.jpg②タッキングしてヒーブツーする方法
これは風位を越えてもジブをはりかえずに元のジブを逆ジブにするやり方なので荒天時には危険な気がする。ディンギーだったら簡単にチンするだろう。

だが、荒天でさえなければこの方法は簡単なので沖合いで船を止めてランチの支度をするような時には使える。
そんな上天気の時はジェノアを使っているかもしれないがヒーブツーにはジェノアは大きすぎてうまく行かない。フルメインに対して少なくともワーキングジブサイズに落とす必要がある。
注:風速15~6m/s、波高4~5mの時、島津提督はストームジブの大きさにしてヒーブツーに入ったと言っている(メインはツーポン)。







③メインだけを使うヒーブツー
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2)インナーセーリング
フリーで帆走している時はまずクローズまで持って行くのは同じだが、スピンナヤーン②のやり方とと多少違う。反対舷に返った後行き足を完全に止めるのがポイントだ(行き足が残ってると再びタッキングしてヒーブツーを失敗する)と書いてある。メインシートを緩めるのはその為だと思われる。
・タッキングよりもゆっくりバウを回す、
・反対舷になった時メインシートをアビームの位置まで緩めてクリートし、行き足がなくなるのを待つ。
・行き足が無くなったらティラーをいっぱいに押して固定。
・前進と後進を繰り返しほぼアビームで停止する。

3)島津さんのヒーブツー
風速15~6m/s、波高4~5mの大島近海で一晩ヒーブツーしたらしい。
2006年5月12日(金)付けYacht the deep Subject:夜間伊豆大島沖でのヒ-ブツ-より引用。
ティラ-を操りながら先ずメインシ-トを一杯に詰めブ-ムを中央に、そしてプリベンタ-でがっちりと固定。
メインは当初より変えず2ndリ-フのまま。
次にジブを最小限、スト-ムジブの大きさまで巻き上げ、風上(右舷側)シ-トをウインチで引き逆帆の状態にした。
舵は下手舵一杯。

すると、あ~ら不思議、フネはたちどころに速力がなくなると同時に殆どの動きを止めてしまいました。
フネ周囲の海面は小さくても3m、大きいものだと5mを超す波頭の崩れを伴う大浪・南西14-15mの強風にも拘わらず、風を右舷船首より4~5点ばかりの所に受け、フネの動揺はピタリと止み、船首をほぼ南に向けマストは左に約10 度くらいの小さな傾きのまま安定したのです。横揺れはもちろん縦揺れもほとんどありません。何よりも不思議なのは波頭から谷底に落される上下動までがなくなった事です。つまり、フネがいる一定の広さの海面だけが波が立っていない状態。
常識で考えられますか?これが踟躊(ちちゅう)、ヒ-ビングツ-。(^_^)
by mantenbosisan | 2011-10-10 00:45 | 帆走・機走 | Comments(0)
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