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満天☆の海-2

瀬戸内海の潮流解説(H2潮汐表第一巻より)

瀬戸内海の潮汐は友ガ島水道と豊後水道から入る潮浪によって支配される。(瀬戸内海の東の入り口は友ケ島水道-明石海峡と鳴門海峡の2ケ所なのだが、狭い鳴門海峡よりも開口部の大きい友ガ島水道から入る潮浪によって瀬戸内海の東半分が支配されるようで、この潮流は備讃瀬戸に到達して、豊後水道から入ってきた潮浪と合流する。

友ガ島水道では北流は低潮の約3時間40分後から高潮の約3時間40分後まで流れ、明石海峡では西流は低潮約3時間後から高潮約3時間後まで流れる。さらに播磨灘を西に行くに従い低潮時から転流時までの時間は短縮し播磨灘中央部(家島附近)においてはほぼ低潮時に転流する。
さらに西進して備讃瀬戸東部(小豆島から西)に入ると低潮約1時間前から高潮1時間前まで西流する。

このように、「高・低潮時から転流時までの時間」は各地で異なるのだが、転流する時刻は友ガ島水道から明石海峡を通って備讃瀬戸まではほとんど同時刻に一斉に転流する。すなわち、高松の低潮45分前から高潮45分前までは西に流れ、他の6時間は東に流れる。





潮差: 高潮と低潮の海面の高さの差
潮高: 基本水準面から測った海面の高さ
日潮不等: 潮汐は通常1日2回ある。すなわち1日に高潮が2回、低潮が2回あり、通常、二つの高潮の高さ(潮高)は異なる。同様に二つの低潮の潮高も異なる。そして間隔も異なる。これを日潮不等と言い、日潮不等が起こるのが普通だが、日潮不等が非常に大きいと低い高潮と高い低潮が消滅して一日一回の高潮と低潮、すなわち一回潮となる。
by mantenbosisan | 2010-02-09 20:01 | 航海情報 瀬戸内海&紀伊水道 | Comments(0)
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