新島 新島港その2
混雑するハイシーズンはお昼前後には目的地に到着したい。干潮時間の到着も避けたいがそれよりも混みあって係留場所がないのが一番困る。
安良里から直接新島を狙う場合は42nm。5kt計算で約9時間。ちょっとナイト気分で日の出少し前に出ればお昼には到着するが、妻良か下田に寄って行くのも良い。妻良からだと32nm=7時間、下田なら23nm=5時間という計算だ。
お風呂は妻良でも下田でも入れるが妻良では食べるところがラーメン屋しかない。それに妻良は無線ランでネットにつないでパソコンを使えない。妻良新港は風当たりが強くて西側(沖側)の岸壁に係留している時に東が吹くと圧流される(お盆の頃は石廊崎の風力発電の工事の台船が新港南側の岸壁を占領するので西側(沖側)にしか泊められない。2009年は早くも7月31日にやってきた)。嫌なフナ虫が岸壁にビッシリいてフェンダーを伝ってデッキに侵入してくる。
なんだかんだで下田が一番便利だ。近いので時間の調整も楽だ。風向きによっては行き先を波浮にしても良い。
安良里から下田への航路情報は⇒下田沖の航路と下田沖の根
下田・新島港航路(方位146°)
下田ー新島航路で注意するところは地内島の北海面の網だけだ。
146°の一本コースだが、一般的には海流の影響で東に振られるので事前に海流をチェックして方位を修正する。下図の通り2009年8月20日は北から南に向かう流れがあり、これに乗って微風の機帆走だったが平均6kn強で快走し4時間で到着。

1)遠望その1: 下の写真は下田から新島に向かう航程の中間点辺りからの写真。左から利島、鵜利根島、新島。
新島は南北に細長く、北から根浮岬(岬頃の高さ176m)、中央の宮塚山、南部の向山台地の三ヵ所が凸凸凸と高くなっているので下田方面から向かう時には三つの島のように見える。北から三つ目の凸(向山台地)を式根島と間違えないように注意!
新島港に向かうにはこの三つ目の凸(向山台地)の右端(南端)を狙う。若郷漁港に行く場合は真ん中の凸(宮塚山)の左端辺りを狙う。いずれも海流、潮流を考慮に入れてコースを引くのは当然。

2)遠望その2: 下の写真は別の日の帰航時のもの。左から鵜渡根島、新島、神津島。
新島と神津島の間に式根島があるのだが低い平らな台地なのでちょっと離れると水平線にまぎれてよく見えない。

3)遠望その3:やっと式根島が見えてきた。新島南部の向山台地の右海面に浮かんでる小さな島が地内島。さらにその先の平べったい島が式根島。地内島は新島港の西ほぼ正面にある小さな島だが高いところで77mある。

入港

新島港灯台(→で示している)が見えてきた。灯台の右側(南側)に鳥ケ島も見える。
鳥ケ島は新島港フェリー埠頭の南に広がる黒根(黒根鼻の西350m以内に暗岩、干出岩が広がる)の南端にある高さ52mの島で、湯の浜露天温泉(例のギリシャ神殿のような露天風呂)に隣接しており、島と言っても砂浜でつながってるので島じゃないような。
地内島の北海面には定置網が入っていることを警戒して十分離して新島港にアプローチし、新島港灯台を右に見て入港。

プレジャーボート専用岸壁
2009年8月20-21日停泊時の状況
大潮のほぼ低潮時の岸壁
低潮は11:07、潮高12cm。写真は2009年8月20日11:59、低潮から50分後プレジャーボート専用泊地の南防波堤の脇を通過中。

東岸壁への係留状況

写真は2009年8月20日12:50 大潮の低潮から2時間後。
岸壁に吊るしているのはあり合せの板を継ぎ接ぎして作った急造梯子。出来栄えは悪いが大活躍。フェンダーにも保護板を当てた。
プレジャーボート岸壁全景写真
下の写真は2009年8月20日16:38 満潮(17:50)約1時間前の為海面は着岸時に比べ大幅に上昇している。

着岸時は潮が引いていたので東岸壁の埋め込み式ラダーに艇を寄せてラダーを登って舫いを取った。(真ん中のちっこいヨットがKAKESU-3)
左のヨットは北岸壁に横着け係留したがバウロープを東岸壁の埋め込み式ラダーの右側のリングから取った。この岸壁埋め込み式ラダーから左側コーナーにかけては係留設備(リング、ビット)が無い。

