ウオーターロックは要注意
お隣さんから聞いた話だが。
今年の夏、清水を目指して出港したのだが宇久須の沖辺りで排水が出てないのに気付いた。警報音は鳴らず。
キャビンをのぞいて見たら床板まで水が溢れていた。
原因が分からなかったが、他にも乗員がいたのでとりあえずバケツでビルジを汲み出しながら安良里に戻り、自分のバースに入れてからチェックしたらウオーターロックが壊れているのを発見した。この方のエンジンは2GMか3GMだった。
と、ざっとこういうことだったらしい。
やはり出港前のアイドリング中に排水をしっかり確認すべきなのだ。そして機走中も時々確認することを忘れてはいけない。
排気口から排水は出てなかったといいうのだから、ウオーターロックの亀裂は相当大きかったのだろう。排気口から船外に排出されるはずの排水が船内に排出されていたというわけだ。
沖合でこういうことが起こった場合はあわてずにエンジンを止めることだ。エンジンさえ止めればウオーターロックから船内に冷却水が吐き出されることは無いのだから。そして、風があるなら最寄りの港までセーリングして行き、岸壁または港内の漁船に横着けする。無理なら漁船に曳航を頼む。
パニックに陥らない為に大きな字で緊急時マニュアルを書いて船内に架けておいた方が良さそうだ。
尚、この方からはその後エンジン内に海水が入ってエンジンをダメにして中古エンジンを載せ換えたという話も聞いた。
KAKESU-3にはステンレス製のウオーターロックが付いており、今まで結露で濡れることはあっても水漏れを起こしたことは一度もないが、心配なので仁科ヤンマーに溶接部分を補強してくれないかと頼んだことがあるが、穴があいたら持ってこいと、取り合ってもらえなかった。
尚、ウオーターロックの亀裂による浸水とエンジンへの海水の逆流は原因が全く別なので区別して考えなければならない。エンジンへの逆流は海面とのエンジン、ミキシングエルボー、ウオーターロックの位置関係によって起こるサイフォン現象が原因で、オケラのブログに詳しく説明されているので、これを参考にして自艇の各機器の海面からの高さを確認してみたら良いと思う。
ステンレスは溶接部分が壊れやすいのでプラスティック製のウオーターロック(たしかあるはず)にいつか交換しようと思ってますが、今のところ乗艇するたびにウオーターロックを触って異常が無いかチェックしてます。

