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満天☆の海-2

しまなみ海道ー2)因島大橋(布刈瀬戸メカリセト)

2010年9月28日1245時ごろ 向島から因島間の布刈瀬戸に架かる因島大橋(しまなみ街道で新尾道大橋の次の橋)を写真では左から右へ因島に向かって通行中。
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百貫島(北緯34度21分34.55秒 、東経133度12分16秒、三原瀬戸東口沖合中央)
高さ70m、円すい形の小島、島頂に灯台がある。
布刈瀬戸南東側の進入路付近にあり、三原瀬戸へ出入するときの目標。
瀬戸の詳細は下記
以下は瀬戸内海水路誌より
三原瀬戸及び付近(海図W103)
概要 備後灘の北西部から安芸灘の北東部にかけては、大小多数の島々が密集し、その間に多数の水道が形成されている。
三原瀬戸は東口の布刈瀬戸(向島と因島との間)から、三原湾、青木瀬戸及び大三島と大崎上島との間の水道を通り、西口の大下瀬戸(大下島と小大下島との間)を経て来島海峡西口に至る全長約26nmの連続した狭水道の総称である。地形が極めて複雑で険礁が多数存在し、各所に養殖殖施設及び魚礁も多数設置されている。
水路が屈曲して、しばしば大角度に変針しなければならない。潮流は強いが、来島海峡の半分程度である。
このため、低速船が来島海峡の強潮時に、この瀬戸を航行することがある。
付近には、各島間や本州~四国間を結ぶ定期旅客船、カーフェリーの航路がある。また、尾道糸崎港、土生港には大型船が出入りする。これらを除けば、通航船は低速の大型船、小型船及び曳航作業従事船などが多い。
潮流: 因島周辺の諸瀬戸、尾道水道から青木瀬戸を経て柳ノ瀬戸及び木江港沖に至る間はほぼ同時に転流する。

布刈瀬戸付近(海図W103)
概要 三原瀬戸の東口である。最狭部の大浜埼(因島北東部)付近の可航幅(水深10m以上)は約500mで屈曲し、潮流も強く海難が多い。入口付近では、通峡船の航路を横断する小型船が多い。
南東側の進入路付近に当たる百貫島の北西方に水深10m未満の浅所がある。(注::これは百貫島の西方にある坊地の州のことと思われる。水深は約10mでヨットの航行に支障はない)
百貫島:北緯34度21分34.55秒 、東経133度12分16秒、三原瀬戸東口沖合中央
高さ70m、円すい形の小島、島頂に灯台がある。三原瀬戸へ出入するときの目標。

布刈瀬戸~青木瀬戸(海図W103)
概要 主航路は布刈瀬戸から尾道糸崎港の港界線に沿って西航し、三原湾の南方の小佐木島付近で大きく変針し約5Mで青木瀬戸に至る。東航船は一般に水路の南よりを航過しているが、小型船は柄鎌瀬戸、細島~因島間を航行するものもある。途中で南方に分岐して土生港や瀬戸田港に至る航路がある。
避険線: 小佐木島の南頂(高さ76m)と青木鼻の一線は、上・下高瀬の避険線となる。
針路法: 懸リ瀬と岩子島の間を西航する場合は、黒崎鼻~細頭{細島}間のほぼ中央を325°で進めばよい。
懸リ瀬と長太夫礁の間を東航する場合は、細頭及び長太夫礁からの離岸距離を確認しながら航過し、大浜埼灯台と百貫島灯台を一線(124°)に見て進めば懸リ瀬と沖ノソワ(水深3.7m)を避けてその中間を航行することができる。しかし、いずれも細島東方のシナカノ磯(水深2.7m)に注意を要する。
by mantenbosisan | 2010-09-28 11:00 | 航路情報 瀬戸内海&紀伊水道 | Trackback(1) | Comments(0)
Tracked from 満天☆の海-2 at 2013-08-16 09:31
タイトル : 布刈瀬戸と因島大橋
今回はヨットで通航したが、三年前に陸上から因島大橋を渡った時の資料⇒しまなみ海道ー2)因島大橋(布刈瀬戸メカリセト) : 満天☆の海-2... more
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