しまなみ海道ー4)多々羅大橋(伯方瀬戸)
下の写真、目の前が伯方瀬戸で伯方島右手前が鼻栗瀬戸方向。
下の写真、伯方瀬戸が大橋の右から左に続いている。正面の生口島の右が岩城島。
以下は瀬戸内海水路誌より
伯方瀬戸(海図W103)
概要 高根島と大三島との間から南下し、約9Mで伯方島と岩城島及び赤穂根島の間を通り、備後灘に通じる水道である。
潮流 来島海峡中水道より約40 分遅れて転流し、大潮期の最強流速は約5kn である。
目標
飄箪《ヒョウタン》島 34°17′N 133°03′E(伯方瀬戸北口中央付近) 松の生えたひょうたん形の小島
観 音 山 34°16′N 133°06′E(伯方瀬戸北側) 高さ(427m)、生口島南東部
岩 城 島 34°16′N 133°09′E(生口島東部の南側)島頂(高さ370m)は南北方向からは平頂に、東西方向からは鋭頂に見える
伯 方 島 34°13′N 133°05′E(伯方瀬戸南側)島頂(高さ304m)は西部のほぼ中央にあり、尖ってよく目立つ
津波《ツバ》島 34°13′N 133°09′E(伯方瀬戸南口) 島頂は南端にそびえ立っていて、岩のがけがある
架橋 生口島南西端から大三島多々羅岬との間に多々羅大橋(高さ40m)がある。
伯方瀬戸~長江瀬戸(海図W103)
概要 伯方瀬戸の途中から生口島と岩城島との間を通って長江瀬戸に至る水道は、生口島南方の西口付近に多くの浅所がある。可航域の水深は、岩城島北方の最狭部の鳶ノ子島付近などを除きおおむね10m以上である。鳶ノ子島の南側の水路が通常の航行に使用されており、可航幅(水深10m以上)は80m以下である。
長江瀬戸の岩城島と生名島に挟まれた海域は険礁が両岸に散在する。佐島の西岸には浅所(最小水深1.8m)が広がっている。