式根島野伏漁港ー2 テトラに係留したヨット
野伏漁港の岸壁で新島の写真を撮っていたら一隻のヨットがこちらに向かって走って来るのが見えた。ソレイユルボンのシングルハンドだった。↓
付近を散歩したり写真を撮ったりしてしばらくしてから港内に戻ったら、ルボンはもう港の奥の方にいた。
スターンからアンカーを落としたようだった。
テトラに向かって進んで行ったのでテトラに係留するのかなと思ってテトラの周辺を見渡したら崖やテトラから数本の舫いロープが垂れていた。恐らく以前ここに係留したヨットが残していったものでこのロープを利用するつもりなのだろう。入港してから躊躇なくアンカーを打ったように見えたし、こういうロープがあるのを知っているということはこの人も何回かここに係留したことがある経験者なのだろう。それにしてもテトラは垂直に沈められてないはずだしテンダーを使わずにヨットを直接テトラに持って行って大丈夫なのか??また、この日は港の奥から港口に向かって弱いが結構腰のある風が吹いていたので追い風だ。写真にも風が写っている。すごい猛者だな、と思って見ていたら、いきなりデッキの上を走って行きテトラにぶつからないように手でおさえた。もしかしたらアンカーが効いてないのに気付いて慌ててバウに飛んでいったのか?
首尾よくテトラに舫いを取れたようだが、そうこうしているうちにアンカーラインが延びて行って横着けしたようにテトラに張り付いてしまった。やはりアンカーが効いてなかったようだ。
いくらなんでもテトラに横着けはまずいだろうな。フェンダーを吊るしてないのでハルが傷つくし、まあフェンダーなんかテトラには役に立たないだろうが、それよりキールはテトラに乗り上げてないのだろうか?と見ていて心配になったが、その方はいたって冷静なようだった。
テトラに係留するのだからゴムボートか何かを積んでいるだろうし、それでたぶんアンカーを打ち直すのだろうな、と思いながらその場を後にして宿に向かったのだが、翌朝出港する時に見たらルボンは岸壁に移動していた。
以上が岸壁から見えた様子だが、ありがたいことにご本人から直接コメントを頂き詳細が判明。尚、ご本人としては当時の写真は見たくないだろうと思うので削除した。
ここで紹介されているソレイユルボン「阿武隈」船長です。
RSS を設定して読んでいるこのブログで自分の姿を見ることになるとはなんたる偶然。当事者の証言はこちらを参照のこと→ http://bit.ly/i9nOVw
野伏港には2003年にも入港してそのときにテトラに槍着しています。今回、そのテトラが巨大化していて舫のセットが思うようにできなかったのと、紹介されているように7キロブルースアンカーが南西の強い風で効かなかったのが敗因でした。地形の影響で南西の風が集まりやすいんですね。岩場にチェーンやロープがありますが、これは遊戯用のものもあると聞いていまして、係留するときは改めて自分でセットしなければならないそうです(経験者からの伝聞)。私が見る限り、テトラにはロープがありませんでした。テトラは壁のように積んであったので、ギリギリまで近づいても乗り揚げることはありません。
漁協公認で、テンダー運用を厭う船が多いのおかげでいつも使える泊地と思っていたのですが残念。
これは内輪のブログで多くの方が見てるとも思いませんが、写真が見つかったらまた載せておきます。

