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満天☆の海-2

電気ー1)ヨットの電力消費量-停泊時

前提条件
車用のスターティングバッテリー(5時間率容量55Ah)1個で始動用とハウス用を兼ねる。
エンジンは1GM10 。

1GM10の発電量
エンジ始動直後の回転数は850回転でこの回転数ではまだ充電がまだ始まってない。そのため充電が始まってないことを示すチャージ警告ランプが点灯している。
暖機運転後、回転数を少し上げて行って約900回転以上になったらチャージが始まりチャージ警告ランプが消灯する。

約1000回転では約10Ahの発電量になる。
約2700回転(連続最大出力(3400回転)の約80%)以上では最大発電量(35Ah)となる。
ただし、これらはいずれも無負荷での発電量なので、負荷をかけた状態ではこれよりダウンする。


バッテリー満充電に要する時間

バッテリー(5時間率容量55Ah)を満充電にする迄の時間を試算。

1)バッテリー残量ゼロと仮定した場合
1000回転で回す時は、約10Ahの発電量が得られるので、55A÷10A=5.5h(時間)で満充電となる。
2700
回転以上の時は、約35Ahの発電量が得られるので、55A÷35A=1.57h(時間)で満充電となる。

2)しかし実際にはバッテリーは空ではない。バッテリーの電圧が12.4Vならバッテリー残量は約75%だ(電装系大研究による)バッテリー残量75%は55Ax0.75=41.25A残っていることを示す。満充電に戻すには55A-41.25A=13.75A充電すれば良いので計算は下記となる。

1000回転で回す時は、約10Ahの発電量が得られるので、13.75A÷10Ah=1.375h(時間)で満充電。
2700回転以上の時は、約35Ahの発電量が得られるので、13.75A÷35Ah=0.4h(時間)で満充電。

むやみやたらにエンジンを回さずに電圧を測って必要な充電時間を割り出せば、効率よく充電できる。

バッテリーを放電も充電もせずに1時間以上放置した後の電圧と充電状態(%)の関係
(バッテリー大研究(舵社発行)
12.6-12.8V=100%充電、
12.4-12.6V=75-100%充電
12.2-12.4V=50-75%充電
12.0-12.2V=25-50%充電
11.8-12.0V=0-25%充電
~11.8V=0%

停泊時の夜間電力消費量
1)キャビンライト10Wを点灯する場合
1時間の消費量は10W÷12V×1=0.833A
2)キャビンライト20Wを点灯する場合、又は10Wを2個点灯する場合
1時間の消費量は20W÷12V×1=1.666A
3)キャビンライト30Wを点灯する場合、又は(10Wを3個点灯する場合
1時間の消費量は30W÷12V×1=2.5A

キャビンライト合計30Wを1時間点灯する場合の消費量は上記通り2.5Ahだ。
3時間点灯で2.5Ax3=7.5A。
点灯前にバッテリーが満充電(55A)であったとすれば、その13.6%なのでバッテリー残量は86.4%となる。
5時間点灯しても2.5Ax5=12.5Aの消費量で、バッテリー残量は77%だ。

したがって、キャビンライトを点けて夜を過ごすくらいならバッテリー上がりの心配など必要ないという事が分かる。エンジンなど回さずに読書をして静かな夜を過ごし、翌朝エンジンを回して充電すれば良い。
1000回転で回すなら7.5Aの補充電は45分、12.5Aは1.25h(1時間15分)で完了する。
音がうるさいし2700回転(連続最大出力の80%)で回す必要もないが、もしやるなら、7.5Aの補充電は0.21h(13分)、12.5Aは0.36h(21分)で完了する。

電気ー1)ヨットの電力消費量-停泊時_b0114415_11120251.jpg

by mantenbosisan | 2011-02-13 19:03 | バッテリーと電気 | Trackback | Comments(0)
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