人気ブログランキング |

満天☆の海-2

電気ー1)ヨットの電力消費量-停泊時

1GMの発電量(2005年1月28日ヤンマー舶用システム高橋勝久氏からの情報)
スロー回転数は850回転が基準。クラッチを入れたら若干回転数は落ちる。
消費電流ゼロの(すなわち電装品を何も使ってない)時、バッテリーに充電するには最低1000回転※が必要。
ヤンマーの1GMのオルタネーターは1時間で35Aの発電量。
但し、この発電量を得るためには2700回転以上で回す必要があり、回転数が下がれば発電電流も下がって、スロー回転では10Ah前後になる。
※注: 別の機会に同じくヤンマーからバッテリーへの充電に必要な最低回転数は900から1000回転とも聞いている。

なにはともあれ、バッテリーを充電しようとアイドリングの回転数を少しずつ上げて行き、チャージランプが消灯したらその時からバッテリーへの充電が始まったという事は分かる。そして大雑把にその回転数は900から1000回転になり、少なくとも10Ah以上の発電量は得られているという事はわかる。

バッテリーを満充電にする迄の時間を試算
それで、5時間率容量55Ahのバッテリーを充電するとして満充電になるまでの時間を計算してみた。
やや強めのスロー回転で、最低でも10Ah/時の発電量を得ている場合

一番長くかかっても5.5時間で55Ahの発電量を得て満充電となる。

2700
回転以上で、35Ah/時の発電量が得られる場合

52AHのバッテリーは約1.6時間で満充電。

しかし通常はバッテリーは空ではなくかなり充電されている状態なので、毎回の乗船時の必要充電時間は上記よりかなり少なくなる。

しかし、電装品を使っていてその消費電流が発電量をオーバーしていたらバッテリーへの充電は行われず、逆に不足分がバッテリーから供給されるのでバッテリーは減っていくことになる。→充電する場合は消費電力を考えて回転数を決める必要があるということだ。

停泊時の夜間電力消費量と充電
1)キャビンライト10Wを点灯する場合
1時間の消費量は10W÷12V×1=0.833A
2時間の消費量は        ×2=1.666A
3時間の消費量は        ×3=2.499A

2)キャビンライト20Wを点灯する場合
1時間の消費量は20W÷12V×1=1.666A(10W2時間と同じ)
2時間の消費量は        ×2=3.332A
3時間の消費量は        ×3=4.998A

3)キャビンライト30Wを点灯する場合(10Wを一つと20Wを一つ、あるいは10Wを3個点灯する場合も同じ)
1時間の消費量は30W÷12V×1=2.5A(10W3時間と同じ)
2時間の消費量は        ×2=5.0A
3時間の消費量は        ×3=7.5A

キャビンライトを合計で30W点灯する場合の1時間当たりの消費量は上記の計算で2.5Ahとわかるので、1000回転でアイドリング運転をすれば余裕でこの分はカバーすることが出来るが、1時間当たり7.5Ah(10-2.5)余るので3時間で22.5Ahも余る。バッテリーが満充電ならこの分は無駄になるのでこのくらいの電力消費量(3時間で7.5A)ならエンジンは回さずにバッテリーを使って静かな夜を過ごし、翌朝45分アイドリング運転すれば良いという計算になる。
b0114415_1935878.jpg


夜間航行中の電力消費量と充電
「電気ー2)ヨットの電力消費量ー航行時」を参照

by mantenbosisan | 2011-02-13 19:03 | バッテリーと電気 | Comments(0)
名前
URL
画像認証
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。