警報ランプと警報ブザー
潤滑油圧力 警報ランプ(計器板にはOilと表示)⇒潤滑油圧力が上ってない時に点灯。
冷却水温度警報ランプ (計器板にはWaterと表示)⇒冷却水温度が高温になった時に点灯。
Charge警報ランプ(計器板にはChargeと表示)⇒オルタネーターによる充電不良時の他、リモコンハンドル中立でのエンジン始動時も回転数不足でチャージが始まらないので点灯する。
警報ブザーの働き
潤滑油圧力が上がってない時、冷却水温度が高温になった時、警報ブザーが鳴る。
ただし、Oilの警報音なのかWaterの警報音なのかはブザーでは分からないので、警報ランプを見て判断する。(Oilに異常があれば警報ランプが点灯するとともにブザーが鳴る。Waterに異常がある時も警報ランプが点灯するとともにブザーが鳴る。Chargeの異常の時は警報ランプが点灯するだけでブザーは鳴らない。)

エンジン始動操作時、キースイッチにエンジンキーを垂直に立てて差し込んだ状態(電源OFF)から右にカチッと音がするところまで回すと電源ONになり、警報装置に電源が入るので警報ランプが点灯し、同時にピーッとけたたましく警報ブザーが鳴り響く。
この時点灯するのは潤滑油圧力警報ランプとCharge警報ランプだ。冷却水温度警報ランプは点灯しない。
エンジンがかかっていないのだから油圧は上がらず、オルタネーターが回っていないので充電もされてない。だからChargeとOilの警報ランプは点灯するのだが、エンジンがかかってないので冷却水が高温になることはなくWaterの冷却水温度警報ランプは点灯しないのだ。
電源ON時、警報ランプと一緒に鳴るのは潤滑油圧力警報ブザーだ。(警報ブザーは警報ランプと連動しているかのだからWaterの警報ブザーは鳴らない。)
そして、エンジンキーをONの状態のままにして、エンジンスタートボタンを押し込みスターティングターモーターが回ってエンジンが始動すると、潤滑油圧力が上り潤滑油圧力警報ランプは消えて警報ブザーも鳴り止む。しかし始動直後のCharge警報ランプはまだ点いたままだ。リモコンハンドル中立の位置でのエンジン始動直後は850回転くらいで、回転数不足でバッテリーへのチャージが始まらないからだ。暖機運転終了後、少しリモコンハンドルを倒して900から1000回転にすればバッテリーへのチャージが始まりチャージ警報ランプも消灯する。
尚、ヤンマーの取扱書によると、チャージだけでなく、潤滑油圧力警報ランプも900回転以上にしないと消灯しないこともある由で、潤滑油、チャージとも1000回転以上にしても消灯しない場合は異常なので、直ぐにエンジンを停止するようにと書いてある。
一方、Waterの警報ランプは引き続き消灯したままだ。海水ポンプが回り海水が取り込まれてエンジンの冷却が始まるからだ。
では、冷却水取り入れ口のスルハルバルブを開き忘れて海水が取り込まれない場合はどうなるか。エンジン内に冷却水が多少残留しているので始動直後はやはり警報ランプも点灯せず警報ブザーも鳴らないが、ちょっと間をおいてすぐに警報ランプが点灯してブザーが鳴り響く。注⇒ただちにエンジンを止めなければ海水ポンプのインペラが破損する。
エンジンの運転を終了する時にはエンジンストップノブを引いてエンジンが停止すると、潤滑油圧力低下を知らせる警報ランプが点灯して警報ブザーが鳴り響く。ChargeもしなくなるのでChargeの警報ランプも点灯する。冷却水温度が上がるわけではないのでWaterの警報ランプはもちろん点灯しない。
エンジンキーを垂直の位置に戻して電源OFFにすると警報ランプは消えて警報ブザーも鳴り止む。


