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満天☆の海-2

1GM警報装置解説書の記述は?だ

エンジン始動時の警報ランプと警報ブザーの作動について確認しようと思っていろいろ調べているうちに、1GM10のヤンマーの取説の記述がおかしいことに気が付いた。
「5-8計器の確認」の項に、キースイッチにエンジンキーを差し込んでONの位置にした時、water, oil, chargeの警報ランプが三つ共点灯し、警報ブザーが鳴ると記載しているのだが、Waterの警報ランプは点灯しないはずだ。腑に落ちないのでヤンマーに電話で問い合わせてみたら、スイッチONで警報装置に電源が入ったことを示すために警報ランプが三つとも点灯してブザーが鳴るのだという説明だったが、ぜんぜん納得いかない。

警報装置に電源が入るということは警報装置が作動を始めるということだ。この時点ではエンジンはまだかかってないので潤滑油の油圧は上がっておらず、オルタネーターが回ってないので当然充電も始まってない。だから警報装置が働いてOilとChargeの警報ランプが点灯するのだ。
しかし、エンジン始動前は冷却水温度は常温なのだから冷却水温度警報ランプが点灯するはずがないではないか。

舵2005年5月号「セーリングクルーザー虎の巻」のエンジンの始動と操作―計器板には、上記と同じ状態で「計器、警報装置の電源が入り、警報ランプが点灯し警報ブザーが鳴り響く」、「まだエンジンがかかっていない状態なので、当然ながらエンジンオイルの油圧が上がらず、冷却用の海水も回らない。それらの警告なのだ」と書いてある。

どの警報ランプが点灯するかの記載はないが、冷却用の海水が回らないという警告のブザーが鳴ると書いてるのだから、waterの警報ランプも点灯すると考えているのだろう。警報ランプと警報ブザーは連動しているのだから。

しかしエンジンがかかってないのだから冷却水が高温になっているはずはなく、そういう状態で冷却水警報ランプが点灯し、冷却水温度警報ブザーが鳴るはずがないではないか。だいたい冷却水警報装置は冷却水温度センサーに連動して作動しているのであって海水が取り込まれているかどうかを検知して作動しているわけじゃないだろう。

舵2010年1月号にヨット用エンジンのメンテ講座「第6回警告灯と警報ブザー」という特集が載っていたので読んで見たらこう書いてあった。
「エンジンキーONの状態でChargeとOilのランプは点灯し、Waterは点灯しません。
エンジンがかかっていないのだから油圧は上がらず、オルタネーターが回っていないので充電もされてない。だからChargeとOilの警報ランプは点灯する。一方、エンジンがかかってないのだから冷却水が高温になることはなく、だからWaterの警報ランプは点灯しません。」
やっと納得のいく説明に出会った。

ところでヤンマーHP=
http://www.yanmar.co.jp/marine/tips/engineMaintenanceGM/dailyCheck.html#anchor06 の記述もおかしい。
GMシリーズの警報ランプ・計器類の作動点検のところの注意書きに「冷却水温度警報ランプは清水冷却仕様のエンジンに対応」と書いてあるのだが、海水直接冷却の1GMエンジンには冷却水温度警報ランプはちゃんとある。古い1GMのことは無視しているのだろうか。
by mantenbosisan | 2011-10-16 08:24 | エンジン(その他) | Trackback | Comments(0)
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