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満天☆の海-2

瀬戸内海島めぐり二日目2013.07.15 阿伏兎瀬戸を通って尾道へ

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航海計画 : 仙酔島-尾道海の駅12.5nm
仙酔島渡船桟橋出港―鞆の浦南沖―阿伏兎瀬戸―内海大橋―千年港常石造船前、境ガ浜マリーナ前―百島―戸崎瀬戸―尾道水道
仙酔島渡船桟橋から戸崎瀬戸南のタコーマ灯浮標まで約10マイル。そこから尾道海の駅まで約2.5マイル。仙酔島渡船桟橋離岸1300時ならタコーマ灯浮標南沖15:30。潮流があっても強くないので航行しながら時間調整して1630時に海の駅に着ければいいだろう。

水路誌:尾道水道は向島及び岩子島と本州との間にある狭水道で、東口は戸崎瀬戸に、西口は三原瀬戸に通じている。水道全体が尾道糸崎港の港域に当たる。水路の中央はすべて港則法に基づき航路(第二、第三航路)に指定されている。航路は、東口の最狭部では幅約50m、水深約4mのところもある。西口は比較的深く約9mの水深がある。水道の東部に2本の橋(桁下高34m及び36m)が並行して架かっている。

尾道水道は分かるのだが海図上で尾道糸崎港(おのみちいとざきこう)がどこなのかよくわからなかったが、こういうことだったのだ。広島県尾道市の尾道港と三原市糸崎町の糸崎港、三原港と福山市松永湾の港が統合されてできた広域港湾で、尾道港区・糸崎港区・松永港区からなっている。したがって尾道糸崎港をピンポイントで探しても見つからないというわけだ。では尾道糸崎港の水源はどこなのかだが、これがまたよくわからない。尾道水道の水源は西方のようなので三原湾の奥なのかもしれない。

潮流(2013年潮汐表)
7月15日尾道水道午後の潮流 
最強潮流 1335 東流1.4kn
転流時刻 16:29
最強潮流 1924 西流1.2kn
(NewPecのデータ)
30分前の1600時点の潮流は東流0.5kn
30分後の1700時点の潮流は西流0.2kn
注:水路誌の潮流情報は瀬戸内海九州南西諸島沿岸潮汐表と比べてかなり異なっているので必ず潮汐表で確認すること。

ウェイポイント仙酔島-尾道海の駅:12.5nm
仙4 N34:23.1089 E133:23.3818    仙酔桟橋前
仙5 N34:23.1644 E133:23.2875    仙酔桟橋西沖
仙6 N34:23.0214 E133:23.1164    弁天島西
O6 N34:22.1229 E133:23.0074    玉津島南沖
O7 N34:21.6632 E133:21.6125    油礁灯標沖
O8 N34:21.8291 E133:20.5849    阿伏兎瀬戸南
O9  N34:22.3012 E133:20.7503阿伏兎瀬戸北
O10  N34:22.4443 E133:20.2762内海フィッシャリーナ矢ノ島北
O11 N34:22.5557 E133:19.3805内海大橋東
O12  N34:22.5600 E133:19.1695内海大橋西
O13  N34:22.7583 E133:18.4971千年港南
O14  N34:22.8179 E133:17.3879千年港西
O15  N34:23.2157 E133:16.6361境ガ浜マリーナ南
O16  N34:23.2109 E133:15.4724百島北
O17  N34:23.0933 E133:15.2218百島西
O18  N34:23.2647 E133:14.5584 タコーマ灯浮標(左舷標識)南。
NEWPECには戸崎瀬戸から尾道水道東口の航路標識の記載があまりないので、航路を外しては大変とウェイポイントを設定したが、実際には十分な航路標識がありウェイポイントは不要だった。
O19  N34:23.9238 E133:14.5176戸崎瀬戸南 尾道水道東口航路入口
O20  N34:24.1969 E133:14.5166戸崎瀬戸北
O21  N34:24.5299 E133:13.9691尾道水道東口航路北端ここから航路は西に。
O22  N34:24.4877 E133:13.2114尾道大橋東 この後は水路中央を進めば特にWP設定不要。
O23  N34:24.4536 E133:12.2711尾道海の駅 ゴール到着です。パチパチパチ


航海記 : 仙酔島-尾道海の駅:12.5nm 3時間45分(水道に入る前に約1時間時間調整)
2013年7月15日晴れ1230仙酔島桟橋離岸1615尾道海の駅到着

出港前チェック B12.73/12.72 EO周参見で約0.5ℓ補充後ほとんど減なし。

1230時ごろ桟橋のバウ舫いを解いてアンカー揚げ作業に入る。アンカーを収納して沖に向かう途中入れ替わりにヨットが一隻桟橋に向かって入ってきた。まるで申し合わせたようなタイミングだ。もしKAKESU-3が出港してなかったらあのヨットはどうするつもりだったのだろう?ここの桟橋は1隻(運が良くて桟橋の先端が空いてればもう一隻)しか泊められないので確実に予約してから入らないと困ったことになる。

1310 機帆走で鞆港と弁天島の間を抜けて南下。風を拾う為に沖に出たら本船に行く手を塞がれて戻るに戻れない状態がしばらく続いた。鞆港の南沖は実に本船が多い。

阿伏兎瀬戸南にはトロール漁船が数隻操業中で、漁船の動きがつかめず一旦停止して様子を見た。

1344 阿伏兎灯台の前には網あり。モーターボートが大回りして行くので気付いた。阿伏兎灯台を右に見て大きく右転して田島との間の阿伏兎瀬戸に入る。スポーツタイプの大型モーターボートが走り回っていたが十分な幅がありそれほど走りにくい瀬戸ではなかった。
1356 瀬戸を抜けて左折するとすぐに矢ノ島という島がありその向こうに内海フィッシャリーナが見えた。内海フィッシャリーナは島影にあるのかと思ってたが、目の前が広くいきなり海に面しているので北が吹いたらまともだ。

内海フィッシャリーナを通り過ぎるとすぐに本州と田島を結ぶ内海大橋だ。内海フィッシャリーナに係留した場合、周辺には何もないので、買い物などはこの橋を渡って本州に行かなければならないらしい。瀬戸を抜けたあたりから右海面に網があり内海大橋まで続いていた。

内海大橋は中央の浅瀬に橋脚が立つ二連アーチの美しい橋だ。
向かって右の本州側のアーチの下を通過した。中央標と左側端標の間を左側端表を右に見て通過した。橋の向こうが千年港なので水源が向こうにあるように錯覚しそうだが、瀬戸内海の水源は神戸港方面、すなわち東方向で、今は反対の西に向かってるので、橋梁標は進行右が左側端標、左が右側端標と左右が逆になるのだ。瀬戸内海の航路標識はややこしい。

内海大橋通過。
今度は左側に網だ。

内海大橋を過ぎると左手沖合水深2mのところに右舷標識(大野ゾワイ灯標)が立ってる。ここも右舷標識を左舷に見て右舷側にある千年港(ちとせこう)との間を通る。忘れていたがここは常石造船のある港だった。延々と続く常石造船の前をゆっくり進む。正面が百島(ももしま)、左が横島だ。百島の手前を右に進むと右手に境ガ浜マリーナが見えてきた。20数年前に造られたマリンパーク境ガ浜という常石造船関連の総合リゾート施設の遺産だ。建設当初何回かお邪魔したことがある。案内してくださった方の名前をこの海に来て突然思い出した。楠原さんとおっしゃった。小高い丘の上には何回か泊めていただいたリゾートホテルも見えた。電話番号を知ってたら電話できたのだが、お元気だろうか?
百島の前をゆっくり進む。百島を通り過ぎると今度は加島という小さな島が左手に現れ、戸崎と向島と加島に挟まれた水域に着いた。ゆっくり流しながら走って来たのだがそれでも早く着き過ぎたのでしばらく時間調整だ。

加島の北、向島と戸崎の間にタコーマ灯浮標が見える。左舷標識だ。ここまでは右に左舷標識、左に右舷標識を見て走ってきたのだが、ここからは左右が反対になり右に右舷標識、左に左舷標識をみて戸崎瀬戸、尾道水道に入って行くことになる。あらかじめ海図を調べておかないと戸惑うと思う。南から戸崎瀬戸に向かって、タコーマ灯浮標の右側を航行しろという標識なのだが、まるで安全標識であるかのように両側を航行している。海図を見ると灯浮標の北に水深5mのタコーマ浅瀬があるが、左右には十分な水深のある広い海面があるので、このあたりの船はその辺の状況を知って航行しているのだろう。なぜこの位置に左舷標識があるのか不思議だ。

NewPecの海図にはタコーマ灯浮標から尾道水道にかけて記載されている航路標識の数が少なく、これでは誤って松永湾に入り込む心配があるなと思いウェイポイントを設定して航海に臨んだのだが、現地には十分な数の航路標識があり、左右の航路標識の間を向島に沿って左まわりに進んで行けば自然と尾道水道航路に入って行けるようになっていた。
尚、いちばん怖い山波の州(サンバのス)は航路の右舷標識の右側になるので航路標識から外に出ない限り迷い込む心配はないと思った。尚、尾道水道は東から西に向かって進行方向右が右舷標識、左に左舷標識となっていた。

1600時尾道大橋通過。西に向かって右に右側端標、左に左側端標、中央に中央標。ここの水源はどこになるのか不明。

20分ほど早く尾道海の駅前に到着。水道でゆっくり係留準備をして1615 入港。入ってすぐの右側のポンツーンに入れたのだが、ここは水道を航行する船の引き波がまともに入って来て大揺れになるし潮だまりでゴミが集まってくる最悪の場所だった。翌日場所を水道側のポンツーンに移動。尾道で2泊した。
by mantenbosisan | 2013-07-29 01:45 | 針路は西へ2013 | Trackback | Comments(0)
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