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満天☆の海-2

瀬戸内海島めぐり五日目2013.07.18 備後灘を渡って多度津

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航海計画 : 弓削港海の駅-多度津 31nm
瀬戸内海の中央部にある備後灘※を渡り粟島、志士島の島めぐりを楽しみながら多度津までの31マイルの航海だ。昨日電話で多度津港内港浮桟橋の予約を取った。
※瀬戸内海のほぼ中央部にあたる備讃瀬戸西口の六島、三埼付近から弓削島、来島海峡に至る海域の北部を備後灘、南部を燧灘(ひうちなだ)と呼んでいるようだ。興味深いのはここで紀伊水道から入った潮流と豊後水道から入った潮流がぶつかり、また東西に分かれて行くということだ。
六島と三埼の間から来島海峡にかけては備後灘航路という推薦航路があり、東端の第7 号灯浮標(34°17.1′N 133°32.7′E)から西端の第1 号灯浮標(34°08.0′N 133°06.9′E)までの7個の航路標識で示されている。

備後灘に出るには弓削大橋を通って弓削瀬戸を南下する方法と、ちょっと遠回りだが弓削佐島と生名島に架かる生名橋(―いきなはし―)を通るコースがある。二つの橋を比べると大橋という名前の付かない生名橋の方がずっと大きな橋で、水深もなんと100mもある。生名橋コースを取ると、生名島、岩城島、赤穂根島、津波島といろんな島のそばを航行できる。おまけに津波島の手前には鵜ノ糞島なんていう変な名前の小島もあって島めぐりを楽しめるのだが、下調べが不十分なのでパス。調査済みの弓削大橋コースにする。弓削大橋の南約700mに暗岩(水深不明)があるので注意。弓削島南海域に出たら備後灘航路を横断して東行船コースの外側に出る。(注:帰港後、この間のルートは備後灘航路第3号灯浮標の西で航路を横断するように変更した。航行時は第3号灯浮標の東、弓削豊島を過ぎたあたりで横断するようにしていた。)
その後はひたすら備後灘航路に沿って東に航行。
六島と三埼の間にある備後灘航路第7灯浮標を過ぎたら右転し、粟島、志士島の南を通り多度津港に向かう。
三埼沖は備讃瀬戸北および南航路に近く、備讃瀬戸北航路から新居浜方面に向かう船舶と備後灘航路から備讃瀬戸南航路に向かう船舶の進路が交錯するので要注意だ。

ウェイポイント弓削港海の駅-多度津 31nm
瀬戸内海島めぐり五日目2013.07.18 備後灘を渡って多度津_b0114415_1126749.jpg

航海記 : 弓削港海の駅-多度津 31nm 6.8時間
2013年7月18日晴れ06:00弓削港出港 1250多度津港外着
 

0600 ゆげ海の駅出港し、弓削大橋を通って弓削瀬戸へ。
弓削大橋は遠くから見ると橋脚の間が狭く見えるのでどこを通れば良いんだろうとちょっと不安になる橋だ。水深も浅そうに見えるが実際は10~20mあるので問題はないのだが。

弓削瀬戸に入ると航路幅が狭い上に漁船や生簀、網などが多く、気を取られているうちに橋の南約700mに暗岩(水深不明)があることをすっかり忘れてしまった。警報音が鳴ったのだが「またGPSの誤作動だ。しょうがないな!」と思って対応せず、行き過ぎてからGPSに暗岩の位置を入力していたことを思い出した。乗り揚げなくてよかったが今航海で最大のミスだ。気が緩んだか。

0650 弓削瀬戸を抜けて弓削島南沖だ。
0720 弓削豊島の南側に到達。弓削豊島の南海面には定置だ。右手には備後灘航路第3号灯浮標と高井神島灯台が見える。

0730 弓削豊島通過。
備後灘航路を東に向かって右側(南側)の高井神島側が東行船コースなので航路を横断してそちらに行きたいのだが、高井神島側には定置が魚島にかけてずっと続いているので、しばらく現在の針路を保持。 
魚島を過ぎ、定置の心配もなくなったので航路を北から南に横断して東行船コース外側に出た。
江ノ島、円上島という島も見える。備讃瀬戸航行中は回りは島だらけで存分に島めぐりを楽しめたが、この備後灘は本当に広々としている。暗礁は何もないので遠くに見える島を眺めながら気楽に航行できるので、これはこれでまたいい。
0830 六島南東のウェイポイントまで約10nmだ。現在フルセールで航行中。

0910 航路から十分離して航行してるのに日通の船が更に外側を追い越して行った。
風速チェック。六島灯台は西が7m吹いている。念のためワンポン。
0950 追っ手なので風の強さは感じないが振り返ると白波が追いかけてきている。
1015 ウェイポイントまで残り11分のところで、白波に追いつかれて囲まれてしまった。後から大型客船。
1026 六島南東のウェイポイント到着。大型客船は備讃瀬戸南航路に向かって進んで行った。

右に転舵。粟島方向に向かう。
1040 正面左に粟島。写真。
1115 粟島港前。旧粟島海員学校のグリーンの建物が見える。島にはル・ポールという三豊市経営の宿泊施設があり宿泊者用のポンツーンを併設しているのでヨットもよく寄港している。
1140 粟島通過後やっぱり粟島港に入ってみたくなって戻り、セールを下して粟島港前まで行ったのだが、漁網のブイが入口を塞いでいて入り方が分からず入港断念。もう一人乗ってればバウに立って誘導してもらえたと思うのだが、網でも引っかけたらまずいので無理しなかった。
1212 志士島に接近。人口32人の小さくてかわいい島だ。この島は平成6年公開の「男はつらいよ寅次郎の縁談」ロケ地で、琴島という名前で登場しているとのこと。 
こちらは港の位置さえ分からなかった。NewPecの電子海図を見るには厳重にしまってあるパソコンを出して、電源をつないで…と準備が大変なので、急に見たいときには役に立たない。

左手にぽこっとした特徴のある高見島を見ながら進む。
1250 結局どこにも寄らず多度津港口着。
多度津港内には大型の貨物船が何隻も泊まっており、その間を縫って港内に入って行く。正面が外港浮桟橋で、そこを右にまがって入って行ったどん詰まりが内港浮桟橋で桟橋の南側に出船で係留した。桟橋の北側は近隣の島に行くフェリーが使用。周りにはあまり動いてなさそうな漁船がいっぱいだ。

泊地記録
多度津内港浮桟橋
予約:多度津港務所 多度津町東浜13-3 0877-32-3059
料金:10m以下1600円/日
係留:入って行って桟橋右側に横着け。左側はフェリー発着所。
トイレ:港務所隣。
水道:トイレ内。手洗いとは別に蛇口がありホースを使わなくてもポリタンクに給水できた。
電気:桟橋
風呂、シャワー:電車に乗って他の町に行くしかないと聞いた。(今回はたまたま笑門家さんの知り合いがシャワーを貸してくれた)
食事:目の前の海食処 笑門家 (かいしょくどころ ええもんや)、名物のうどん店は近所に何軒もあった。
コンビニ:ローソン

今回ちょっとヨットを離れていた間に、何者の仕業か知らないがヨットを汚されたし、聞いたところによると漁師のマナーが悪く、内港浮桟橋でぶつけられたという話を複数のヨットから聞いたので、桟橋の隣の合田マリンの方が無難かもしれない。こちらは一泊100円/ftと値段は少し高いが水道、電気、シャワーが使え、冷房の効いた無料の休憩室もあるらしい。ただし、港の入り口側なので港内を走る船の引き波の影響は免れないだろう。
by mantenbosisan | 2013-07-29 02:10 | 針路は西へ2013 | Trackback | Comments(0)
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