針路は西へ2013.07.12 瀬戸内海に入り小豆島草壁港へ
鳴門大橋の下を通過して播磨灘に入った。
草壁港桟橋到着までの予定
大鳴門橋通過 1105時
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13.3マイル 速度5ノットで2時間40分かかる
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小豆島北泊WP通過 1345時
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8.5マイル 5ノット 1時間42分
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福部島通過 1527時
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4.1マイル 5ノット 49分
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草壁港桟橋着予定 1616時
福部島まで約22マイル、草壁港まで約26マイルだ。
播磨灘というのは、東西を淡路島と小豆島、南北を四国と本州に囲まれた広い海域で、東から瀬戸内海に入った時に最初に航海することになる海だ。
明石海峡から小豆島の南東海域までは播磨灘航路という大型船の常用航路(推薦航路)があり法定航路の備讃瀬戸東航路に接続しているが、鳴門海峡からはそのような航路はない。しばらくのんびりした瀬戸内海の航海が続いた。
逆潮の影響を心配したが1330ごろには小豆島へのほぼ中間点の小豆島北泊WP付近に着いた。順調だ。予定通り16時ごろには草壁港に入れそうなので、桟橋を管理している桟橋食堂に電話して本日の予約の再確認をした。
小豆島の坂手湾の福部島付近からついに逆潮につかまったかあるいはペラに藻が絡まったのか速度が落ちた。福部島の左側を通って内海湾に向かった。
内海湾の入り口の権現鼻のあたりにおかしな名前の灯浮標が二つある。沖のハナゲと地のハナゲだ。最初にあるのが沖のハナゲ西灯浮標で灯浮標の東側に干出岩がある。次の灯浮標が地のハナゲ西灯浮標でこちらは東に洗岩がある。どちらも右舷標識なので入港に際しては灯浮標を右に見て入ればよい。しかし瀬戸内海の海図を調べていて思ったのだが、島とか航路標識とかの公共物におかしいを通り越して下品な名前の物が多いのはどうしたことだろう。ハナゲなどはまだおかしな名前の部類だ。
草壁港は内海湾の最奥部にあり海水が濁ってるだろうからペラチェックは草壁港に入る前にやりたいと思い地のハナゲ西灯浮標の先の広い海面でセールを下して今日2回目の潜水をした。
やはり藻がだいぶ絡まっていた。鳴門大橋の下で藻を巻きつけたらどうなっていただろう?思っただけでゾッとするが、潮の流れが速いので浮遊している藻はないのかな?
内海湾に入ってから草壁港までがひどく遠く感じた。
1630頃瀬戸内海の最初の寄港地となった草壁港に入港し、電話で言われた通り左側の高速艇桟橋の右側に横着けした。
朝4時半方杭漁港を出港してから12時間だ。疲れた~。体が痛い。
案の定、桟橋は吹き溜まりでゴミだらけだった。とてもここでは潜れません。
泊地記録
この桟橋は香川県が運営する公共のビジターバースで利用は桟橋食堂に申し込むことになっている。
係留手続きに桟橋食堂に行った時13日から三連休になることに初めて気が付いた。予定では13日は白石島なのだが三連休となると白石島は混みそうだし、隣のふるさと村も草壁よりも係留料が安く人気があるので混みそうだ。混雑するような所には行きたくないのでとりあえず二日間の係留を頼み、4020円を支払った。電気も使えると言われたがそれは断った。ヨットで訪れた瀬戸内海の最初の島だし、ここでのんびりするのもいいかなと思ったのだが、それが大間違いだった。
係留料が一泊2010円と高い上に混んで来たら横抱き(後から来たヨットは先に係留しているヨットの横腹に係留するやり方)になるというし、洗濯するのにコインランドリーは遠いから水道を使えとすすめてくれたのに1468円とべらぼうな水道料金を請求され、桟橋食堂のやり手ババアにしてやられた感じだ(※)。
それに加えて、地形的なせいなのかとにかく蒸し暑くて熟睡できず。そんなこんなでこの桟橋には良い印象は残らなかった。ここが不評なのは聞いて知ってたが、それは単に係留料が高いからだろうと思ってたのだが、それだけが不評の理由ではなかったのだ。
ただし、自転車で行ったオリーブ公園の温泉(サンオリーブ)は草壁港から3㎞ほどもあり最後は4-500mの坂道を登らなければならなかったが、眺めが良く瀬戸内海を見下ろせて大満足だった。併設のレストランも落ち着いて良い雰囲気だった。
フェリー乗り場二階のレストランも窓際に座れば内海湾を眺めれるし、雰囲気も良く◎だった。関東のフェリー乗り場によくあるガサツで殺風景なレストランをイメージして、こういうところは好きじゃないんだけどまあいいか、と思いながら火照った体を冷やしに行ったのだが、良い感じだったので珈琲だけじゃなくお昼も食べたが、おいしかった。ただ、このあたりはどの店も閉店時間が早く、二日目の夕食は食べそこなって、暑いのにヨットで自炊になってしまった。
給油は内海石油に頼んだらヨットまで運んでくれた。また、数軒先にヤンマー特約店(内海鉄工所)があり、警報音が鳴らなくなったので見てもらった。→警報音が鳴らなくなった
悪いことばかりじゃなく、良いこともいろいろありました。ただ、真夏ここに泊めるならどこか宿を取った方が良い。暑くて寝られない。後から来たヨットは一晩中発電機をかけてエヤコンを使ってた。(桟橋食堂に言えば電気を使えるのだが、そうせずに発電機を使うといういことはやはり電気代も高いのかな?)
(※)水道はこんな具合だった。
桟橋手前の道路脇に水道の蛇口があり、馬鹿でかくてぶ厚い鉄板で覆われているので、使う時はまずこの鉄板を除けなければならない。本当にぎっくり腰になりそうな重さだった。
近くに丸めてあるごっついホースを引っ張り出して来て、片方を蛇口につないでホースの反対側をヨットまで引張って行くのだが、これがフェリー用の水道ホースなので太くて長くて非常に重い。ヨットを桟橋の先端部分に泊めたので遠い。ホースを運ぶだけで疲れてしまった。
洗濯はフェリー客の目に入らないようにヨットのコックピットでやったのだが、水を止めたり開けたりするたびに蛇口まで行かなくてはならず極めて面倒。風がなく蒸し暑いのでほんとにイヤになった。
なんとか洗濯を済ませ、重たいホースを運んで元通りにまとめて、水道蛇口に重たい鉄板をかぶせ終わったら、もうグッタリだ。まだ洗濯物を干す作業が残ってるというのに。
洗濯などしなければよかったと後悔しながら、桟橋食堂に水道のカギを返却に行ったら水道料は手数料を入れて1468円と言われた。エッ!!洗濯しただけで? それに手数料ってなんだ?
弓削島の愛媛県営ゆげ海の駅桟橋などは係留料一泊わずか3円、水道100円/日、電気300円/日だし、広島県尾道海の駅などはきれいな専用ポンツーンに着けて係留料は一泊1600円、水道、電気は各500円/日で、ゆげも尾道も水道、電気設備は各バース毎にあるので、遠くからホースを引っ張って來る必要もない。それに一日使ってこの料金だから香川県がのこの草壁港桟橋の料金はまるでボッタクリだ。

