瀬戸内海の帆船航路と潮流図

潮待ちの港 風待ちの港
http://www.iokikai.or.jp/siomatinominato.index.html
瀬戸内海の主要航路
1.陸地沿いの地乗り航路:瀬戸内海では一日に2回の干満があり、6時間毎に潮流が逆転する。逆潮を避けるためにまた潮に乗るために潮待ちの停泊があった。そのためには、陸地沿いや島々の間を通り、かつ潮流の速い山陽沿岸(大畠の瀬戸、平清盛が開いた音戸の瀬戸)沿いが東西を結ぶ幹線航路に選ばれた。そして潮待ちのためには一定の距離毎に港が出来た。赤間関(下関)、中の関、室積、上関、沖の家室、津和地(松山市)、蒲刈(三ノ瀬)、尾道、鞆ノ浦、下津井、牛窓、室津、兵庫、大阪への航路が主流となった。航行は、潮の流れと櫓、帆を漕いで進んでいた。
2.沖乗り航路:
沖乗り航路は、江戸時代の17世紀後半になると、木綿帆が使われるようになると、帆走能力が高まった。それによって潮流の穏やかな沖合を多少の逆潮でも風さえよければ、航海することが可能で、沖合を一気に駆け抜けることになった。上関から沖の家室、津和地(松山市)、御手洗、鼻栗瀬戸(伯方島と大三島との間)、岩城、弓削瀬戸から鞆ノ浦へと往来するもので、瀬戸内海のほぼ中央を航行する。
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