海難 その時海保は
実態はどうなってるのか調べてみたら、乗り揚げたヨットを巡視船が引き下ろした事例や、航行不能船を曳航した事例が見つかったが、またその一方で、BAN非会員艇が118番通報したら海保からBANに救助の要請があり、BANから救助実費を請求されたという何とも不可思議なも事例まであった。
2005年BAN非会員ヨット佐島沖機関故障、海保からBANに救助要請(出典2006BANMATE)
海保に救助要請したら海保からBAN本部に通報あり(=これは不可解。なんでこうなるの? )。BANは非会員ヨットから救助費用の支払い確認を取ってから救助船を派遣。
2006年BAN会員横須賀港付近ヨット乗り揚げ事故 巡視船引きおろし(出典2007BANMATE)
会員艇からの連絡でBAN本部から海保に連絡。海保が引き下ろし作業を完了後BAN救助船が曳航。=乗り揚げ船の引き下ろしを海保がやった例を初めて発見。
2011年BAN会員Mボート伊良湖岬沖舵故障 巡視船曳航救助(出典2012BANMATE)
会員艇からの要請で救助艇を派遣するも風浪が強くて救助困難の為海保に救助依頼。巡視船が曳航し途中でBAN救助船が引き継ぐ。
2012年清水港沖Mボート機関故障 巡視船曳航救助(ハザードマップ船舶事故等調査報告書)
2012年清水港沖Mボート過放電 巡視船曳航救助(ハザードマップ船舶事故等調査報告書)
2013年那智勝浦沖BAN会員ヨット機関故障/マスト折損 巡視船曳航せず(出典2014BANMATE)
会員艇からの救助依頼を受け、強風波浪注意報発令中の為BAN本部から海保に救助依頼。巡視船とヘリが出動するも波が高くて近づけず警戒監視にあたる。BAN本部からの要請で太地港の漁船が出動し巡視船が警戒監視中の該船を発見し曳航救助。=別途記述
KAKESU-3の私見
天候が平穏なら巡視船も曳航救助することがあるが、BANに頼めと突き放されることもある。しかし、ちょっと時化てきたらまず巡視船の曳航救助は望み薄のようだ。
人命は特殊救難隊のヘリが助けてくれるが、そうすると船体放棄せざるをえなくなるので、船長は後々のことまでよくよく考えて決断する必要がある。

