船の取り回しの原則ー3 プロップウオーク対策
エンジン回転数を可能な限り落として舵効き最低速度で後進し、後進惰性がついたらすぐにクラッチを中立にして舵を効かせるという方法だ。後進、中立、後進、中立という操作を何回か繰り返してバースを出るという事になるだろう。
プロップウオークは一軸右回りプロペラの特性で後進時にバウが右舷、スターンが左舷に振れる。防大マニュアルによるとこの特性は①後進の動きを始めるより先にスターンが左に振れ始める。②スターンを左にひねりながら徐々に後進の速力が発生し始める。③後進の速力が1ノットを超える付近から舵によるコントロールが効き始める。④十分な後進の速力が発生すると、舵によるコントロール下において制御できるようになる。詳しくは「船の取り回しの原則ー1」を参照。
2005.2.13 yachtBBSにも下記のような投稿文が載っていた。
後進のとき、スターンを振りながらでも少しでも艇が後進していればクラッチをニュートラルにすることでプロップウォークは消えて舵が利くので進路を修正して再度クラッチを後進にする、この繰り返しで艇速がつけば舵がプロップウォークに負けないようになりコントロールがうまくできます。

