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満天☆の海-2

燃料タンクの水抜き大作戦

燃料タンクからエンジンまでの間の燃料パイプが詰まった、水を吸い込んだ、とかの理由で航行中突然エンジンが止まったといった話をちょくちょく聞く。

燃料には水が含まれているし結露水もバカに出来ない量が出るので古いヨットの燃料タンクには必ず水が溜まってるし、長い間にはスラッジも溜まっているので、さもありなんといえるようなトラブルではあるのだが、
ヨットメーカーもそういう事をあらかじめ予見して、燃料タンクの天井から入ってる燃料吸い上げ用パイプの先端はタンクの底から十分に離してゴミや水を吸い上げないように工夫しているので、ありそうでいてそうちょくちょく起こるトラブルでもないのだが荒天時に波にもまれながら走ってる時は大いに気懸りではある。ヨットがひっくり返るような揺れの時は燃料タンク内の水もスラッジも燃料と一緒にひっかき回されてるはずだから。

タンクに点検口があったり水抜きの口が付いていたら簡単に掃除もできるのだが、何もついてない場合は(ほとんどのヨットがそう)、
上から吸い上げて抜くしかない。タンクの天井から入ってる燃料残量計を取り外せば、その穴を利用してホースを挿しこんで吸い出すことが出来る。

一番簡単な方法は、灯油用のシュコシュコ手動ポンプを使う方法だ。同じようなもので車の緊急時に燃料を移し替える手動式ポンプはホースが十分長い。船外機の給油に使う手動式のプライミングポンプは手動式とは言いながらものすごい馬力があるが、ポンプとホースのセットで買うのは絶対やめた方が良い。ひどく高いのでシュコシュコ手で握るポンプ部分だけ買ってホースはホームセンターで径の合うものを探せば良い。また、エンジンオイル交換用の手動式ポンプも、ホースを取り換えれば代用可能だ。
電動式ならエンジンオイル用の電動ポンプを持ってるならそれが一番良いかもしれないが、持ってないなら値段も高いのでわざわざ買うまでもない。電池式の灯油給油ポンプでも良いし、ドリルポンプ(バッテリードリルに取付けて電動で動かすポンプ)だって安く買える。新潟精機のドリルポンプは馬力もあるし信頼できそう。

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by mantenbosisan | 2019-10-22 22:29 | エンジン整備 | Trackback | Comments(0)
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