キャビンフロア、ステップの張替え-1)
しばらく既製品のカーペットを買ってきて敷いていたがどうも気に食わない。
既製品の床板でヨットに合うのをホームセンターで探したが見つからないので、ヒノキの薄板を貼り付けてフロアーニスを塗ることにした。
床板はマストベースのところからギャレー前まで5列とコンパニオンウェイの階段。
ビスで固定されているマストベースのところの床板が1列目で階段下(ギャレーの前)が5列目。
2列目の床板はビルジチェックで頻繁に開けるのでバテンを貼り付ける前に鋸で半分に切断して開閉しやすくした。
バテンとバテンの間は5㎜の間隔を開けて貼って行きたい。床板一枚だけならどうにでもなるが、5列あるので、少しの狂いでもだんだんと大きく狂ってしまう。

正確に5mmごとにバテンを貼り付けて行くために5㎜角のヒノキの角棒長さ910㎜を買ってきて10㎜長の小片(駒)を大量に作成し、これを挟んで貼り付けて行くことにした。

15㎜厚の床板にヒノキの薄板を貼り付けて行くのだが、ホームセンター(コーナン)で販売しているヒノキ材は厚さが6mm(30㎜幅、900㎜長)あり、床がそれだけ高くなると不都合な部分が出てくるのでカンナを掛けて3㎜厚にした。
計算上必要なヒノキ板は約80枚。
貼り付け(接着)にはセメダインシリコンシーラント8060を使用。
あらかじめ接着強度をテストしたが、30分も経過すると接着剤と遜色ない強度が出てくる。
接着剤ではなくシリコンシーラントを使用したのは仮に剥がす必要が出た場合にカッターナイフの刃を差し込んで土台の床板を傷つけずに切り取っていけるからで、これもテスト済み。
メーカーは接着剤としては使えないと言うが物凄い接着力だ。デッキなどの板の接着に問題なく使えそうだ。
ニスは滑りにくいワシンの水性床用透明ニスを使うので、ニス塗りの前に水性オイルステイン(チーク色)を塗布。
5月18‐19日
1列目は後回しにして2列目床板のの貼り付けから始める。
2列目と3列目の床板のバテンを貼り終えたが、3列目の床板のバテンの列が2列目の床板のバテンと合ってないので3列目のバテンを10枚ほど剥がす。
カッターナイフを床板とバテンの間の隙間に差込んで押し込みながらシリコンを切り裂いていく。カッターの刃を6枚ほど折ってしまった。
5.21
バテンを剥がした後に残ったシリコンを取り除く。
カッターの刃を板に沿って滑らせながらシリコンを剥がして行った。何往復もカッターの刃を板の面に沿って滑らせて行くうちにきれいにシリコンが取れた。床板の方とバテンの両方ともきれいにする。
3列目の床板のバテン貼りを再開。
バテンの列が狂わないように2列目と3列目の床板をテーブルに固定。
既成の板は厚さも幅も微妙に異なっているので、何枚か貼り付けて行くうちにバテンの列が狂ってくる。バテンの幅を鉋で修正。
最初のバテンは溝に釘を打って列が合うように調整し、それ以降のバテンは5㎜幅の駒を間に挟んで貼り付けたが列は狂わなかった。
4列目の床板のバテンをカット。2-3枚幅を調整するためカンナを使う。
貼り付け後数ミリずれてるバテンを見つけたがすでに30分経過しており全く動かず。シリコンの接着力恐るべし。
5.22
昨日ずれたバテンは、貼り付け後重石を載せる際ずれたことが分かった。わずか1.5㎜だが気になるので継ぎ接ぎして修正。
今日は1列目のマストベースのところの床板をやる。ここは小さいが一番手間取った。一枚一枚幅あわせが必要で、どんどん貼り付けていけず。
5.23
1列目の床板のバテン貼りは午前中で終了し午後はみ出したバテンをカット。
マストベースに沿って丸く切り取る作業はわりとうまく行く。
6.2
4列目迄の床板のバテン貼り付け終了。
予想以上にシリコンの減りが早く既に5-6本使ってしまった。
6.25
キャビン床の貼り替え作業はステップ下(ギャレー床)まで進んできた。ここの床板は最初から左右2枚に分かれている。
6.25-001)開閉用の穴を塞ぐ

6.25-002)左右2枚とも穴埋め完了

6.27-001)床板を実際に床に敷いた状態にして並べ、すでに貼り終えた床板のバテンの列に合わせて一つ一つをバテンを接着していく。一本目のバテンを接着して圧着し硬化して動かなくなるまで待ち(30分くらい)、溝に駒を置いて5㎜の間隔を確保して2本目、3本目と次々にバテンを貼り付けていく。1本目のバテンだけ固着していれば、後は次々に貼り付けていける。
バテンの幅が正確に30㎜ではなく微妙に違っているので、列が合うように板を選別、それでもダメな場合は鉋で幅を修正しながら貼って行く。

6.27-002)鋸で切りそろえる時に鋸の刃が食い込んでしまったところを修正

6.27-003)二枚目の板に取り掛かる。駒もバテンも幅に狂いがある為列がきれいに合わない。駒は紙やすりで、バテンは鉋で幅を調整

6.27-004)2枚目の板のバテン接着終了。鋸で切りそろえてから鉋で板の周囲に傾斜をつける。バテンは接着完了後、縁に沿って鋸でカットする。その方があらかじめ切っておくよりも正確にカット出来る為。

6.27-005)鉋で板の周囲に傾斜をつけた後全体を研磨180-240番

6.28-001)こいつを忘れてた。床板開閉ハンドル取り付けの為の加工。、午前中いっぱいかかってしまった

6.28-002)ぴったり。この後水性ステイン(チーク)を塗装。
180~240番で研磨してから水性ステイン(チーク)を2度塗りする。 刷毛で塗ってから綿布で木目に沿って刷り込んで行った。
2回目のステイン塗布後一晩置いて乾燥させてから、240番ー320番で軽めに研磨して最後のケバ取り。

6.28-003)加工に使った工具

6.29-001)床用水性透明ニス3度塗り
ケバ取りをしてからワシン床用透明ニスを3回塗る。1回ニスを塗り終えるごとに400番でケバ取りをする。(ニスのケバ取りはステイン塗布時よりも細かい番手を使用)
ニスは粘度が高いとうまく塗れないので水で希釈しニス用の刷毛にたっぷりつけて塗る。塗った後直ぐに綿布でさっと拭いて泡を取る。説明書には別の刷毛を使うように書いてあったが、刷毛ではニスが付いて直ぐに固くなってしまうのでうまく行かなかった。

6.29-002)ニスを塗って24時間乾燥後、マスキングテープを貼って溝にコーキングを打つ。
接着に使ったのと同じセメダインシリコンシーラント8060を溝に入れて行く。マスキングテープ貼りとコーキングが今回の作業で最も大変だった。

7.1-001)昨夕のコーキングは失敗。本日午前中にやっと終了


