グランドパッキンの交換(2004年、2007年、2014年)
2007年4月25日交換準備
今年で3年経過しているので船底塗装上架の際交換することにした。
前回交換したのは2004年3月艇購入時上架の際、業者に依頼してパッキンを全部取替えてもらった。
その後それほど増し締めしておらず閉め代も十分空いている。逆にスタンチューブから出る水の量が少なすぎるくらいだ。塩が付着して水を押さえているような気がする。
交換は入り口の1本だけにした。
パッキンは3,4本入っているはずだが全部取り替えずに手前の1本だけ交換することを仁科ヤンマーから勧められたからだ。理由はパッキンはそんなに簡単にへたらないということと、全取替えした場合新しいパッキンがなじむのに時間がかかるので水の出る量が多く締めしろの調整が大変になるということだった。パッキンは予備が十分あったので見てもらったら問題なく使えるということだったので買わずにそれを使うことにした。
グリースはパッキンに既に含まれているのでグリースの塗布も不要ということだった。
カットの方法は人によって斜めに切るという人もいれば直角に切るという人もいるが、直角で良いということだった。
パッキンの取り出し
パッキン押さえ(グランド)の調整ナット(ダブルナット)を外す。2つあるうちの内側のナットが回らないようにプライヤーで押さえながら外側のナットを別のプライヤーで緩める。
パッキンの取り出しは千枚通しで突き刺して簡単に取れた。作って行った先を曲げたステンレス棒は先端が鋭くとがってなかったのでパッキンに突き刺せずダメだった。


スタンチューブの掃除
緑青がひどく、塩も固まってこびりついていて、これが隙間を塞ぎ水の出るのをおさえているような気がしていたので、この際徹底的に掃除することにした。窮屈な姿勢でやるので体が痛くて作業がはかどらない。これが今回の一連の作業の中で一番時間がかかり、しんどい作業だった。

用意したパッキンをシャフトに巻きつけてぴったり重なるところをカッターナイフで直角に切断。カッターの刃は新しい刃に変えた。
カットしたパッキン1本をパッキン押さえの蓋で押し込む。今回は1本だけ交換。
パッキンはすんなりと簡単に入った。入れるのが大変だと聞いていたのでサイズが小さ過ぎるのかと思ったが、取り出したパッキンと比較しても同じなのでだいじょうぶだろう。
シャフトが手で軽く回るくらいが適量の締め付け量とのことだ。
パッキン押さえ(グランド)を強く押し込まず軽めに押し込んで止めてダブルナットの内側のナットを締め、その位置から動かないようにプライヤーで押さえながら外側のナットを別のプライヤーで締める。注:ダブルナットは緩まないようにしっかり締めあわせる事。
シャフトを手で回して締め付け量をチェック。
シャフトは軽く回るのだが何か締め付けられて擦れているような異音がする。
仁科ヤンマーに聞いたら新しいパッキンが馴染んでないせいでそのうち音は消えるだろうとの事だった。(実際その通りだった)
パッキン押さえの隙間は取替え前が5㎜、取替え後は7㎜になった。
狭いところで窮屈な体勢で頭を下げての作業が長時間続いたので気持ちが悪くなった。作業時間の90%以上が汚れ落としだったのだが。
2007年4月28日 船底塗装終了下架
仁科ヤンマーのアドバイス
海面に下ろした時に水がかなり出るので水が止まるまでパッキンを絞める。
しばらくすると又出始めるのでもう一度水が止まるまで絞める。これを2-3回繰り返せばパッキンが馴染んで水の出具合は適量になる。
とのことだった。
プライヤーとヘッドライトはすぐに使えるように用意して、緊張して下架を待つ。
下架してすぐにポンツーンに着け、直ちにスタンチューブを点検。
水の出る量はさほど多くなくぽたぽた状態だった。
少し増し締めしたらやや回転上げた状態で2秒に1回くらいになった。
2007年4月29日回航
重須出港07:00-安良里港着13:00)
シャフトは熱くなってない。着後グランドパッキンをほんの少し増し締め。
2007年5月14日点検と調整
エンジン停止時2-3分に1滴雫が落ちる程度だった。
左右微妙に異なり6.4㎜~6.6㎜あった隙間の隙間を左右共6.2㎜まで絞める。
絞めた後はエンジン停止時にはほとんど漏れなくなった。
その後1時間の間に2-3滴雫が滴ったが、その後は翌朝までほとんど漏れなし。
2013年6月24日パッキン補充
瀬戸内海航海出航直前、パッキンから黒煙。古いパッキンをかき出して2個補充し水漏れを止めた。
⇒グランドパッキンが燃えた??
2014年5月7-13日グランドパッキン全交換
船底塗装の上架中にグランドパッキンの全交換をやった。
仁科で買ったグランドパッキンは太すぎてはまらず、ヨットハウスに見せたらこれはヨット用ではなく多分漁船用で使い物にならないと言われた。ヨットに積んでる古いパッキンを見せたらこれならOKと言うので、前回2007年のグランドパッキン交換に使ったものと同じパッキンを使用。
交換手順は2007年時と全く同じ。今回はパッキンを全部抜き取って交換したというだけ。
下架前は軽く締めておいて海面に下してから増し締めした。海面に下した時に水が出ると言ってもいきなりドッと出るわけじゃないので心配はいらない。その後は安良里帰港後エンジン停止時にほとんど水が漏れないくらいまで調整してから帰宅。
パッキン交換した時は、あまり日を開けずにヨットに行ってグランドパッキンからの水の漏れ量を点検調整すること。

