ゲルコート塗布手順
2010年7月10日書き直しー厚塗り方法
・準備
ゲルコート、計量カップ、ゲルコートをかき出す割り箸、
パラフィン、計量スポイト、
硬化剤、計量スポイト、
ウェス
ゴム手袋
新聞紙
刷毛
マスキングテープ
攪拌用割り箸数膳
・FRP面のサンディング
積層したFRPにゲルコートを塗布する場合は、積層したFRP面の中心部分を60番~120番、縁部分を120番~180番、無補修部分にかかる辺りは240番を使う。
・ゲルコートを計量カップで計って取る
基準は積層面1m2に対し400g。この量を使い切る。
ちょっとした傷の補修はほんのわずかな面積だ。それを面積比で計算して塗布量を出すと少なすぎることがある。例えば10cm2なら面積比で1/100の4gだがこれではあまりにも少なすぎる。(「07年11月13日バウのゲルコート手直し」参照)ではどうするか。硬化剤などは樹脂との混合比率が不足すると硬化しないが、ゲルコートはどのくらい塗布するかというだけのことで、少なかったら硬化後再塗布すればよいだけのことだ。だから目分量で全体を一塗りする量を見積もって軽量カップに入れて見て、4-5回ほど塗り重ねる量を作れば良いということじゃないだろうか。
上記の必要量をゲル容器から計量器にかき出して計る。
・スチレンモノマーパラピンを混入する
基準はゲルコート1kgに対し50cc。40gなら2cc、20gに対し1cc
を計量スポイトで計ってゲルコートに滴下。
・硬化剤を加えてよく攪拌する
基準量は、その季節に出荷されたゲルコート1kgに対し15-20cc。
(その時期の日中暖かい時が15cc、朝晩気温が低い時間は20ccということ)
ゲル40gなら0.6cc-0.8cc。計量スポイト24滴が1ccなので、14滴-19滴
を計量スポイトで加えて、攪拌棒で攪拌
ゲルコートは硬化剤を15-20cc入れればよいようにメーカーが季節ごとに調整して出荷している。従って夏に生産されたゲルを夏使う場合は15-20cc。秋に生産されたゲルを秋に使う場合も15-20ccだが、季節をずらして使う場合は硬化剤の量が違ってくるとのこと。例えば夏に購入したゲルを気温が低くなった秋に使用する場合は硬化剤は多めにした方がよいようだ。1kgに対し20-25cc( 40gなら0.8-1.0cc)くらいか。
・ゲルコート塗布
刷毛にたっぷり付けてで軽いタッチで塗っていく。力を入れて刷毛を使うと厚塗りできない。
縦に刷毛を使ったら、もう一度刷毛にたっぷり付け同じところを横に塗るというように縦、横交互にすると最初の刷毛目が消えていくとのこと。
角の部分は垂れて薄くなりがちなのでポタッと置いていく感じがよいようだ。
傾斜面を厚塗りするのは難しいが、硬化剤を混合後やや間を置くと粘度が増してくるので厚塗りしやすくなる。表面が凸凹になりやすくなるがそれは後からサンディングすれば解決する。
一度に厚く塗布するのが難しい場合は何回かに分けて塗り重ねれば良い。
再塗布する場合は乾燥後180~240番手でサンディングし、パラフィンを混入しているので必ずアセトンで拭いてから2回目を塗布する。これを繰り返せばゲルコート層が厚くなる。
(注 : 10月9日の塗布時のように硬化剤の混合量が少な過ぎても厚塗りできない。粘度が出ずに液が流れるばかりで厚く塗布出来なかった。―07年11月13日 バウのゲルコート手直し参照―)
・アセトンで刷毛、容器を洗う
・硬化したら耐水ペーパーでサンディングし、バフ掛け
硬化剤が適量なら数時間で硬化する。
塗布したゲルコート部分だけ艶がなくなるので、耐水ペーパー600~800番で水研ぎし、その後ポリッシングコンパウンドでバフ掛けする。
gomachanからのアドバイスで思い出した=硬化剤を入れて混合後ちょっと間をおけば液が流れなくなり傾斜しているところも塗りやすくなる。

