リモコンハンドルとクラッチレバーの日常管理
古いエンジンの各部にはかなり錆が発生していると思うが、クラッチレバーの錆は危険だ。錆びついて動かなくなったり、リモートコントロールケーブルとの接続ピンが折れていることがある。機走中に突然そんなことになる例は少なくないのだが、そうなるとどうなるかと言えば当然リモコンハンドルを操作してもクラッチが入らなくなる。
エンジン本体から漏れた海水(冷却水)やスタンチューブから出た海水が常時溜まっていたりすると錆びやすいし、盲点としてはスタンチューブから飛び散った海水だ。シャフトの振動でけっこう飛び散っている。
水を入れたペットボトルの蓋にキリで穴をあけたものを用意しておき、下船前にクラッチレバー部分にかけてウェスで拭き取り、CRC6-66を吹きかけておくだけでだいぶ違うだろう。その時いっしょにエンジンコントロールレバー、エンジンストップレバーにもCRC6-66を吹きかけておけば良い。
下記はヤンマーHPからの転載 http://www.yanmar.co.jp/prod/marine/marine/engine_maintenance/gm/everyday_check.html

リモコンハンドルを操作しても非常に重くてクラッチが入りにくくなったり、入らなくなったりしたら、まずクラッチレバーが錆びついてたり、あるいはリモコンケーブルとクラッチレバーの接続ピンが折れてないかチェックしてみよう。リモコンハンドルが動かなくなってもクラッチレバーさえ動けば何とかなる。
もう一ケ所チェックするところはリモコンハンドルの裏側だ。Y28の場合、上記部分の点検はクオーターバースに入ってコクピット側のインナーハルを開けてやることになる。
ワイヤーや押さえ板のネジがエンジンの振動で緩んでることがあるので時々チェックしたり注油することも必要だ。

