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満天☆の海-2

カテゴリ:艤装・装備( 80 )

オーナーズチェアー試作ー4 完了

2019.05.26 オーナーズチェアー試作完了
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by mantenbosisan | 2019-05-27 22:25 | 艤装・装備 | Comments(0)

オーナーズチェアー試作ー3 ウッドベースでの製作方法

パイプベースのチェアーはそれなりの材料費がかかるし、見栄えの良い物ができるが、どのくらいの予算でどの程度のものを作りたいのかIさんの意向がわからないので、とりあえずは自宅にある材料を使ってできるだけお金をかけずに試作品を作り、それをたたき台にしてどこをどうしたいのか考えてもらうことにした。

本当はソレイユルボンのパルピットは特殊な形状をしているのでもう一度船に行って寸法図を描いて来たいのだが、なにしろ現地まで片道3時間、往復6時間もかかるのでそう気軽には行けない。

さんざん考え抜いて、たどり着いたのは次のような方法だ。
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写真の①と②に座面を載せる台座を固定する。台座は座面の一角を載せてビスを打てるだけの大きさがあれば良い。
パルピット③からは台座を取り付けた板を吊るして座面後部を載せる。
これで座面3点を支えることができるので、座面を載せてビス留めすれば完成だ。

このやり方なら現地に行って寸法図を作らなくても自宅で部材を用意できる。どうしても現場合わせで作らなければならない物は大きさと形状が分からない座面、パルピット③から吊るす板の長さ、それに傾斜支柱②の台座だけだ。この台座には傾斜角度に合わせて斜めに溝を彫りこみたい。

パイプ挟み込み台座の作成と取り付け
①と②に取付けるパイプ挟み込み台座はビミニトップを取り付けた時にやった方法を使える。下の写真。
https://mantenbosi.exblog.jp/7622282/
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これは38㎜のレッドシダー厚板(角材)にパイプの形状の溝を彫りパイプにはめ込んでボルトナットで固定する方法だ。ビミニトップの時はパイプの両側の厚板(角材)とも溝を彫って挟みこんだが、溝は浅めに彫って両側から挟んだ時に中央に少し隙間ができるようにしないとボルトをグイグイ締め込んで行った時に木肌が硬いステンレスのパイプに食い込んで緩みが出てしまうのだ。この溝を浅く彫ると言うのが意外と面倒だったので、試しに片側だけ溝を彫ってパイプに嵌め、もう一方から溝を彫ってない板を当ててボルトナットで締め、足をかけて乗ってテストしたが、何の問題もなかった。溝は片側だけでも良いのだ。

それで、今回は座面が載る方だけに溝を入れ、もう片方はアイアンウッドと言われる頑丈なウリンの板を彫り込みを入れずに使用した。下は垂直支柱①の写真。
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吊り下げ金具の作成と取り付け
パルピットから吊り下げる金具はパルピットのカーブの角度が分からないので数種類作って行った。ステンレスを成形するのにガンガン金鎚で叩いてたら家族からクレームが来た。自分は耳栓してたので気が付かなかったけどものすごい音を出してたようだ。
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パルピットの取り付け位置はあまりカーブのきつくないところだったので幅広の吊り下げ金具を使えた。吊り下げた板はデッキ材のウリン(アイアンウッド)で、座面を載せる台座にはレッドシダーの角材を使用。
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座面の取り付け
今回この試作品で取り付けた板(コンパネの代用品)は3か所の台座との組み合わせで、構造的にはY28 KAKESU-3オーナーズチェアーのパイプベースに相当するものだ。パルピットから吊り下げた台座は不安定なように見えるが、左右の支柱台座と一枚板で面的に結合して一体構造を形成する。
従って、この板だけでお終いではなく、この上に改めてチーク、ウリン、レッドシダーなどのウッドデッキ材を被せて完成させることを想定している。試作品なので今回はそこまでやらなかったが。


by mantenbosisan | 2019-05-27 22:19 | 艤装・装備 | Comments(0)

オーナーズチェアー試作ー2 ステンレスパイプベースでの製作方法 

ソレイユルボンは2つの支柱間が大きく開いているし、足を付けるにしても大型クリートとフェアリーダーが邪魔して足場がないので、座面後部は上から吊るしか方法がないが、定石通りパイプベースで作るとしたらどうなるか絵を描いてみて、必要なパイプ接合金具を調べてみた。
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座面前部のパイプベース
直立支柱①に分割T型継手 25mm 90\4104、斜め支柱②にレールアイ金具19-32φ¥5,832をつけてパイプ(ステンレス研磨パイプ 25φX1.5t(1m) 2,808)でつなぐ。パイプとその上に載せる座面はU字型ボルトなどで留める。
①の分割T型継手にはそのままパイプを差し込んで留められるが、②のレールアイ金具にはパイプをそのままつなげないので、パイプフォークアウトサイド 25φ¥2,700を付けてからレールアイ金具に接合する。
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但し、斜め支柱②が支柱①側に傾斜しており傾斜方向が悪いし、傾斜角も大きそうなのでパイプフォークアウトサイドとレールアイ金具が接合できるかどうかショップに問い合わせるか、あるいは現場合わせで確認してみる必要がありそうだ。

座面後部とパルピット③の接合方法
パルピットに分割T型継手 25mm 90\4104を取り付けてパイプをつなぎ、座面に取付けた丸ベース 25mm 90度 ¥2,484につなぐ。但し、パルピットがカーブしているので分割T型継手が収まるかどうか?
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パイプと接合金具は総計で21,611円+税=23,339円(板材は除く)かかることがわかった。 
参考にした販売店 ネオネットマリンhttps://www.neonet-marine.com/class/11837.html

座面はコンパネで作り、その上に好みの板材を載せてチークオイル仕上げしたらいい(お薦めの板ははウリン)。桧は色が白っぽいのが難点。





by mantenbosisan | 2019-05-27 22:15 | 艤装・装備 | Comments(0)

オーナーズチェアー試作ー1 いきさつ

ソレイユルボンオーナーのIさんからオーナーズチェアーを作ってほしいと頼まれた。パルピットの支柱が斜めになっているのと、バックステーが障害になって作れない模様。

オーナーズチェアーというのはコックピットの後部にある椅子で通常左右に一脚ずつある。下記はY28KAKESU-3のオーナーズチェアー。
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このようにパルピットを利用してステンレスパイプでベースを作りその上に木製座面を取り付けている。
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一方、ソレイユルボンのパルピットはこういう形状をしている。
中段のパイプが無いので座面を載せるところがない。
スタンション(支柱)間がひどく開いており、且つ傾斜している。
デッキ面には大型クリートとフェアリーダーがあり、チェアーの足を付けるスペースがない。
バックステーが邪魔だ。

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たしかにここにチェアーを作るのはなかなか手ごわそうだ。

by mantenbosisan | 2019-05-27 22:10 | 艤装・装備 | Comments(0)

オーパイST2000プラグ断線修理

2016年8月航海中に断線して修理したのだが、20185月再び断線した。いずれも、プラグへの接続部分をハンダ付けで接続して修復したのだが、毎回その場しのぎの直し方ではまずいなと思い、改めてマニュアルを読んでみた。


ST1000Plus &ST2000 PlusTiller PilotsOwner’s Handbook 

https://www.boatoon.com/de/shop/details/expose/raymarine-st2000-plus-pinnenpilot-2192/

4.3Cablingand socket installationには、プラグはコードが配線され組み立てられた状態で工場出荷されるとしか書いてなく、下の図しか載ってない。

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この図を見ても、プラグに接続する配列が分からずあっさり頁を閉じてしまっていたのだが、今回は腰を据えて読み進んで、ソケットの図と照合してみたら、プラグのコードの配列が判明した。
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すなわち、プラグには6個の差込口があるが、3番の位置の差込口は不使用の接続口で、ここにはコードは挿しこまない。その右隣から右回りに②、①、⑥、⑤、④とコードを接続していくのだということがわかった。そうすればソケットの配線図と合致する。ソケット図にはコードの色ごとに番号がふられているが、プラグ側の色番号と合致している。

blue(電源 -コード)

brown(電源 +コード )

white(NMEA +コード )

green(NMEA -コード )

yellowSeaTalk dataコード)

注: NMEAGPSや風向風速計等との連動、SeaTalkはリモコン用。


しかし、カケスは2016年、航海時の断線修理時、マニュアルも見ず、順番に接続して行って当たりを待つロシアンルーレット方式で2,1,5,6,4と接続。すなわち、6と5の順番を間違えて接続し、以降そのままだった。下記写真。

whiteNMEA +コード )と⑤greenNMEA -コード)を間違えて接続してなぜ問題なかったのか?だが、カケスはソケットに電源ケーブルしか配線してないからだ。

製品を購入時ソケット側の配線コードは付属しておらず、必要なコードを自分で購入して配線するようになっていたので、カケスは電源ケーブルしか配線しなかったのだ。NMEA配線やSeaTalk配線の必要性を感じなかったので

ソケット側に配線は無いにしても、プラグ側の配線を誤接続しているとわかった以上そのままでは気持ち悪いので、今回ちゃんと正しい順番で接続し直した。


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修正前の写真(①の次に⑤が来ている)


コードのプラグ接続方法

1)ハンダ付けで応急処置

下図のように切れて、キャップから先のスリーブまでは普通はもう使えない状態なのだが、応急的に右図のようにハンダ付けした。プラグの差込口にいれてビス留めする為には線をそのまま入れるよりもスリーブを使いたかったためだ。
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2)配線器具を使った接続

本来は、絶縁キャップから先は捨てて、新しい絶縁スリーブ付棒端子や圧着スリーブを使うべきだ。
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サイズをどうやって選んだらいいか分からないのでメーカーカタログを参照した。
ニチフのカタログ
トラスコ中山のカタログ


by mantenbosisan | 2018-07-03 16:38 | 艤装・装備 | Comments(0)

ASAHIウインチの分解掃除-2 分解、洗浄、再組立て


先に挙げた資料に書いてあったことだが、
分解洗浄再組立てをうまくやるコツは、取り外した順番にパーツをトレーの上に並べて行き、洗浄もまとめてやらずに一つずつやって元の位置に戻していくことだそうだ。そうすれば組立てる際、間違えなくて済むとのこと。
また、特記事項としては、pawl(爪)へのgrease塗布は厳禁と言う点だ。greaseを塗ると固着してしまうからだそうで、light machine oil、あるいはlight engine oilを使うようにとのことだ。(Ref.toLewmar manual p-18 Greasing, and the West adviser)


用意したもの

ブルーシート ライフラインにかけて部品が飛んで海に落ちるのを防ぐのと、作業場所に敷いて汚れ防止にする。
新聞紙    汚れ防止

段ボール   ウインチを囲み、部品が飛ぶのを防ぐ。

無地の白いバスタオルやタオル ウインチの周りに敷いて汚れ防止と、部品が飛び跳ねるのを防ぐ。
ウェス  多めに用意
極薄ゴム手袋

洗浄用のプラスティックケース(ダイソー) 中に軽油を入れてドラムを洗える大きさ。

ステンレスの大きなトレー(ダイソー)   

薄い小型のマイナスドライバー サークリップを外すのに必要。

歯ブラシ 数本用意して、掃除用や刷毛の代わりにグリース塗布に使う。
刷毛   リューマーのマニュアルには刷毛でグリースを塗るように書いてある

爪楊枝  ギヤの溝の奥の古いグリースを取るのに便利。軽油に浸けて柔らかくすれば爪楊枝で簡単に取れる。

軽油(なければ灯油) グリースの洗浄用。

2ℓの空ペットボトル  廃油処分用。

パーツクリーナー又はCRC556 グリース洗浄用。軽油を使わず全てパーツクリーナーでやる人もいる。
ウインチグリース Harken winch grease 等。
潤滑油  マシーンオイル等


作業準備 
タオルをウインチまわりに巻き段ボールでウインチを囲む。海ポチャを防ぐ為にライフラインにブルーシートをかける。

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分解作業(今回はギヤを外さない)


①サークリップを抜く

サークリップは平らな、らせん状のバネだ。溝にはまってるので簡単には抜けない。リングではなく、らせん状なのでエンドがある。そのエンドに細いマイナスドライバーの先端をひっかけて外向きに押し開いて上に抜く。その時にドライバーから外れて飛ばしやすいのである程度開いたら指で持った方が良い。絶対に飛ばさないように手のひらで上をふさぎながら作業する。取り外したパーツは順番にステンレストレーの上に置く。


②ドラムを抜く

サイドデッキの危ない所ではトッププレートを外さない。pawl(爪)とspring(バネ)が外れて飛ぶ心配があるので、トッププレートを指で押さえたままドラムをそっと上に持ち上げて抜く。
この時、古いグリースが固着してるとローラーベアリングがドラム内壁にくっついて一緒に外れて来るかもしれない。その時にベアリングホルダーの下枠(縁)が外れているとベアリングがバラバラと抜け落ちるので失くさないように注意する。プライマリーウインチ(20型)が左右ともその状態だった。


③トレーの上にドラムを置いてトッププレートを取る。


spring(バネ)を押さえながらpawl(爪)といっしょに外す。ドラムの溝にはめてるだけなので簡単に外れる。外す時にspringをはじいて飛ばしやすいので、手の平でふさぎながら外す。


⑤ドラムと一緒に外れてこなかった場合(ハリヤードウインチ(
16
型)はそうだった)、ローラーベアリングを上に抜き取る。


⑥ベアリングの下に敷いてあるプラスティックワッシャーも上に抜き取る。

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注:上の写真ではパーツの並ぶ順序がバラバラになっている。この程度の数なので間違えようもないが、数が増えたら冒頭に書いた通り取り外した順番通りに並べて、最後まで置いた位置を変えない方が良い。また、工程順に写真を撮っておくと良い。写真を撮ってから外せば、組み立てる順番や、どの向きに装着するか分からなくなった時に確認できる。


洗浄作業


①外した部品を軽油に浸してから古歯ブラシやウェス等で汚れを落とす。順番通りに洗浄して、きちんとトレーの元の位置に並べて行くというのがマニュアルにあるやり方だが、今回はみんな一緒に軽油に浸して順序をバラバラにしてしまった。


ベアリングホルダーは上の枠(縁)は一体成型されてるが下側の枠(縁)は脱着式になっている。20型のプライマリーウインチはステムから抜く時に既に下側の枠(縁)が外れていたので、簡単にベアリングが抜けたが、16型のハリヤードウインチは下枠(縁)がしっかりはまっておりベアリングもそのまま収まっていた。本来は下枠(縁)を外してベアリングを抜くのだと思うが、後で下枠をはめ直すのが面倒なので、下枠(縁)を外さずにベアリングを押し出した。無理な力を加えない方が良いと思うが。

ベアリングやドラムの内側の壁面の汚れはウエスで拭き取る。ベアリングホルダーの枠の内側の汚れも良く落とす事。インターナルギヤの溝の奥は落ちにくいが、軽油を入れたプラスティックケースにドラムを入れて浸けておくと(時間があれば一晩)、爪楊枝で溝の奥のグリースが力も入れずに簡単に落ちるようになる。


②外さなかったギヤにパーツクリーナーを吹きかけて古いグリースを落とす。溶けたグリースでデッキが汚れるのでギヤの下周囲に古タオルを敷いて養生する。デッキが汚れたら拭き取る。

尚、パーツクリーナーはガスが沈殿するのでキャビン内にガスが入らないように注意。キャビンは強制排気出来ないので危険だ。要参照⇒エンジンルームでスプレーすると爆発の危険あり


③洗浄後は溶剤をよく拭き取って完全に乾かしてからグリースアップする。溶剤が残ってるとグリースが溶ける。


グリースアップ


①ギヤ、ベアリングにグリースをごく薄く塗る。リューマーのマニュアルには刷毛で塗るように書いてあるが、今回はギヤには歯ブラシ、ベアリングは極薄ゴム手袋をはめた指で塗布。


Pawl
(爪)とspring(バネ)には潤滑油をさす。Lewmarのマニュアル同様、West marineのマニュアルにもこの個所にグリース塗布は厳禁と書いてある。ラチェットの動きが悪くなったり、ギヤが両方向に回るようになる原因はグリースによるpawl(爪)の固着とのこと。
 

組立作業


①センターステムにプラスティックワッシャーをはめてからベアリングホルダーをはめる。

ホルダーの下枠(縁)が外れてる場合は(下左側の写真)、ホルダーにベアリングを入れてから下枠(縁)をはめるわけだが、下枠がうまくはまらなければ無理にはめなくても特に問題はないようだ。

脱着式の下枠(縁)がはまったままだった場合は(下右側の写真)、わざわざ外さずに下枠(縁)を付けたままでホルダーにベアリングを入れた方が面倒が無くて良い。それくらいの弾力はあるが、うまくベアリングがホルダーに入らなければ無理をしないで、下枠(縁)を外してやる。

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尚、ベアリングには上下がある。上面も下面も同じように見えるが、よく見るとどちらかの面の中央に小さい突起があるので、突起のないツルツルした面が一体成型された枠(縁)の方に、突起がある面が脱着式の枠(縁)の方になるようにしてホルダーにはめる。

ベアリングホルダーの準備が出来たらまずプラスティックワッシャーをステムにはめて、その上にベアリングホルダーをはめる。その際、縁が一体成型された側が上、脱着式の枠(縁)が下になるようにしてはめる。
脱着式の縁がホルダーにきちんとはまらなかった場合は、手であてがってベアリングを落とさないように注意してはめる。ホルダーから下枠(縁)が分離してても特に問題はなさそうだ。
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②ドラムをセンターステムにはめる。

下の写真のような向きでspring(バネ)をpawl(爪)にセットしてドラムにはめ、ドラムをステムにはめる時はpawl(爪)を指で押さえてバネが閉じた状態にしてはめる。下の写真を見たらわかるようにバネが開いた状態では入らない。

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③トッププレートを置いてからサークリップをはめて完了。

サークリップはウインチハンドルの差込口よりも径が小さいので拡げてやらないとはまらない。この時飛ばしやすいのでくれぐれも注意。飛ばしやすいのはpawl(爪)とspring(バネ)、それとサークリップだ。外す時、装着する時いずれも飛ばしやすい。ここまでやって海ポチャでは救いようがない。ASAHIのウインチはもう部品が手に入らないので、部品が壊れたり失くしたりしたらウインチそのものがアウトざんす。

カチカチカチと小気味よい音がして軽快に回転するようになったはずだ。



by mantenbosisan | 2018-03-07 13:01 | 艤装・装備 | Comments(0)

ASAHIウインチの分解掃除-1 構造を理解する

Winch model ASAHI 2speed winch 20は生産中止になってる古い国産ウインチで部品も入手困難な難物。マニュアルもなく、動かなくなるまで分解掃除しないので、次やる時にはもうやり方を忘れている。それで今回は自作マニュアルを作成してみた。


参考にした資料

The west adviser Do-it-Yourself: Servicing Your Winches
Lewmar winch service manual


用語

Circlip   サークリップ(スナップリング)

Top plate  トッププレート。ドラムの上に載ってる丸いプレート

Spindle   回転する軸、main spindle 主軸 ウインチハンドルを挿して回転する軸

Stem   回転しない軸、Center stem 主軸 main spindleを挿しこんでいる中央の筒

Drum   ドラム ウインチの外殻

Pawl  歯車の逆回転を防ぐ爪,歯止め

Pawl spring   爪のバネ

Rachet   動作方向を一方に制限するために用いられる機構。一般に、ラチェットは歯車と歯止め(爪)を組み合わせてラックに取り付ける。


外殻の構造

Lewmar one speed EVO sport winchesの構造に似ている。

ウインチの外殻であるドラムの上辺にトッププレートが載り、メインスピンドルのウインチ差込口の下にある溝にはまっているサークリップがトッププレートを押さえている。したがって、サークリップを外せばドラムが外れる。

ASAHI 2speed winch 20外観

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サークリップとトッププレートを外して上から見たところ
 Pawl(爪)とSpring(バネ)がどういう向きで収まってるのか写真に撮って確認しておく。

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ドラムを外したウインチ内部
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ドラム内側(写真は逆さまにして下から覗き込んでいる状態)
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注:写真のベアリングホルダーはベアリングをはめただけの状態でまだ縁(枠)がはまってない。



by mantenbosisan | 2018-03-07 00:18 | 艤装・装備 | Comments(0)

2017.07.21 自作ドジャーカバーを張替えた

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前回(76日)下船時ドジャーを持ち帰って縫製してきた。このドジャーは自作ビミニトップを転用してつくったもので、取付も取り外しも簡単に出来るようになっている。


クロスは昔使ったテントの帆布を再利用したが、どのように裁断するか決めるのに数日かかった。

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失敗した時のことを考えて確実に予備のクロスを残すようにしたいのだ。いろいろ検討結果2.5枚分のクロスが取れた。

仮縫いをしてから実際にドジャーの骨組みに通して修正しながら形を整えて行った。

ドジャーに展開してピーンと張った状態に仕上がれば後は本縫いするだけ…


だったのだが、今までと違って(今までの生地はポリエステル)、今回は厚地の帆布と厚地のビニールクロスを重ねて縫うのでうまく縫えず、ちょっと進んではすぐに糸が絡みついてやり直しというトラブルを頻繁に繰り返すので、半分は手縫いになった。


ミシンの針孔でクロスがダメになって防水が効かなくなることを心配したのだが、家人はこちらの気持ちも考えずミシンが壊れることを心配してた。ミシンが大事かクロスが大事かと言えば当然クロスだろ!?おかげで、指になんども針の頭を突き刺すことになった。指で押しても針がクロスに刺さらないし、刺さっても今度は抜けないのだ。裁縫箱に入ってるのは女性用の指ぬきで小さすぎて使えないし、ヨットのセール針用の指ぬきは何とも無骨すぎて実用に供さず。それで一計を案じ端材の桧の板を掌に当てて針を押し込み、抜く時はプライヤーを使った。なので一針…一針、たっぷり時間がかかった。

今回勉強になったことは、ミシンを使わなくても手縫いで十分ドジャーカバーを縫えるということがわかったことだ。きちんとていねいに縫えば強度の心配もない。

どこで縫い方を覚えたかというと、子供の頃母親のやるのを見てたのだ。一枚の布から洋服が出来上がって行くのが魔法のようだったなー。



by mantenbosisan | 2017-07-25 06:16 | 艤装・装備 | Comments(2)

コックピット用シャワーテント完成

カケスのヘッドルームはシャワールーム兼用なんだけど、後始末が面倒。電動排水だけど最後は拭き掃除が待ってる。それで今年の夏はコックピットシャワーにすることにした。コックピットは自然排水。何の手間もいらない。

ところが、このインナーテントを張って見たらキャビンに向き合う面を切り取ってあった。後方の視界は塞ぐが、前方はあまりにも開放的過ぎる。それで余り布を三枚見つけて来て形状に合せてカットして縫いつけた。簡単に済まそうと思ったが、やり始めたらいいかげんに出来ない性格で…。今回はミシンが機嫌よく働いてくれたので助かったが。
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中央はファスナーで上から下まで開くようにしたので、周りに誰もいない時は開いて使える。
しかし30年以上前に使ってたテントをよく保存してたなー。




by mantenbosisan | 2017-06-26 17:47 | 艤装・装備 | Comments(2)

自作ドジャーカバーの張替え検討

2017年6月14-17日乗船
自作ドジャーのカバーを作りかえようかと思いたった。防水は効いてるので実用的には問題ないのだが、裏地の汚れが気になり始めた。
このドジャーは自作ビミニトップを転用して作ったドジャーで、前面と両サイドがビニール張りで見通しが良いので大いに気に入っているのだが、もうロングクルージングはしないので、作り変えにあたっては一般的なドジャーの様にサイドを 布地仕様にしてみようかと思ってる。

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上が現在のドジャー。これに厚地のクロスをかけて形を作ってみた。ずいぶん雰囲気が変わるなー↓
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こちらはプロがやったよその艇のドジャー↓
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by mantenbosisan | 2017-06-21 16:57 | 艤装・装備 | Comments(1)