満天☆の海-2

カテゴリ:装備(改定版)( 71 )

オーパイST2000プラグ断線修理

2016年8月航海中に断線して修理したのだが、20185月再び断線した。いずれも、プラグへの接続部分をハンダ付けで接続して修復したのだが、毎回その場しのぎの直し方ではまずいなと思い、改めてマニュアルを読んでみた。


ST1000Plus &ST2000 PlusTiller PilotsOwner’s Handbook 

https://www.boatoon.com/de/shop/details/expose/raymarine-st2000-plus-pinnenpilot-2192/

4.3Cablingand socket installationには、プラグはコードが配線され組み立てられた状態で工場出荷されるとしか書いてなく、下の図しか載ってない。

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この図を見ても、プラグに接続する配列が分からずあっさり頁を閉じてしまっていたのだが、今回は腰を据えて読み進んで、ソケットの図と照合してみたら、プラグのコードの配列が判明した。
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すなわち、プラグには6個の差込口があるが、3番の位置の差込口は不使用の接続口で、ここにはコードは挿しこまない。その右隣から右回りに②、①、⑥、⑤、④とコードを接続していくのだということがわかった。そうすればソケットの配線図と合致する。ソケット図にはコードの色ごとに番号がふられているが、プラグ側の色番号と合致している。

blue(電源 -コード)

brown(電源 +コード )

white(NMEA +コード )

green(NMEA -コード )

yellowSeaTalk dataコード)

注: NMEAGPSや風向風速計等との連動、SeaTalkはリモコン用。


しかし、カケスは2016年、航海時の断線修理時、マニュアルも見ず、順番に接続して行って当たりを待つロシアンルーレット方式で2,1,5,6,4と接続。すなわち、6と5の順番を間違えて接続し、以降そのままだった。下記写真。

whiteNMEA +コード )と⑤greenNMEA -コード)を間違えて接続してなぜ問題なかったのか?だが、カケスはソケットに電源ケーブルしか配線してないからだ。

製品を購入時ソケット側の配線コードは付属しておらず、必要なコードを自分で購入して配線するようになっていたので、カケスは電源ケーブルしか配線しなかったのだ。NMEA配線やSeaTalk配線の必要性を感じなかったので

ソケット側に配線は無いにしても、プラグ側の配線を誤接続しているとわかった以上そのままでは気持ち悪いので、今回ちゃんと正しい順番で接続し直した。


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修正前の写真(①の次に⑤が来ている)


コードのプラグ接続方法

1)ハンダ付けで応急処置

下図のように切れて、キャップから先のスリーブまでは普通はもう使えない状態なのだが、応急的に右図のようにハンダ付けした。プラグの差込口にいれてビス留めする為には線をそのまま入れるよりもスリーブを使いたかったためだ。
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2)配線器具を使った接続

本来は、絶縁キャップから先は捨てて、新しい絶縁スリーブ付棒端子や圧着スリーブを使うべきだ。
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サイズをどうやって選んだらいいか分からないのでメーカーカタログを参照した。
ニチフのカタログ
トラスコ中山のカタログ


by mantenbosisan | 2018-07-03 16:38 | 装備(改定版) | Comments(0)

ASAHIウインチの分解掃除-2 分解、洗浄、再組立て


先に挙げた資料に書いてあったことだが、
分解洗浄再組立てをうまくやるコツは、取り外した順番にパーツをトレーの上に並べて行き、洗浄もまとめてやらずに一つずつやって元の位置に戻していくことだそうだ。そうすれば組立てる際、間違えなくて済むとのこと。
また、特記事項としては、pawl(爪)へのgrease塗布は厳禁と言う点だ。greaseを塗ると固着してしまうからだそうで、light machine oil、あるいはlight engine oilを使うようにとのことだ。(Ref.toLewmar manual p-18 Greasing, and the West adviser)


用意したもの

ブルーシート ライフラインにかけて部品が飛んで海に落ちるのを防ぐのと、作業場所に敷いて汚れ防止にする。
新聞紙    汚れ防止

段ボール   ウインチを囲み、部品が飛ぶのを防ぐ。

無地の白いバスタオルやタオル ウインチの周りに敷いて汚れ防止と、部品が飛び跳ねるのを防ぐ。
ウェス  多めに用意
極薄ゴム手袋

洗浄用のプラスティックケース(ダイソー) 中に軽油を入れてドラムを洗える大きさ。

ステンレスの大きなトレー(ダイソー)   

薄い小型のマイナスドライバー サークリップを外すのに必要。

歯ブラシ 数本用意して、掃除用や刷毛の代わりにグリース塗布に使う。
刷毛   リューマーのマニュアルには刷毛でグリースを塗るように書いてある

爪楊枝  ギヤの溝の奥の古いグリースを取るのに便利。軽油に浸けて柔らかくすれば爪楊枝で簡単に取れる。

軽油(なければ灯油) グリースの洗浄用。

2ℓの空ペットボトル  廃油処分用。

パーツクリーナー又はCRC556 グリース洗浄用。軽油を使わず全てパーツクリーナーでやる人もいる。
ウインチグリース Harken winch grease 等。
潤滑油  マシーンオイル等


作業準備 
タオルをウインチまわりに巻き段ボールでウインチを囲む。海ポチャを防ぐ為にライフラインにブルーシートをかける。

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分解作業(今回はギヤを外さない)


①サークリップを抜く

サークリップは平らな、らせん状のバネだ。溝にはまってるので簡単には抜けない。リングではなく、らせん状なのでエンドがある。そのエンドに細いマイナスドライバーの先端をひっかけて外向きに押し開いて上に抜く。その時にドライバーから外れて飛ばしやすいのである程度開いたら指で持った方が良い。絶対に飛ばさないように手のひらで上をふさぎながら作業する。取り外したパーツは順番にステンレストレーの上に置く。


②ドラムを抜く

サイドデッキの危ない所ではトッププレートを外さない。pawl(爪)とspring(バネ)が外れて飛ぶ心配があるので、トッププレートを指で押さえたままドラムをそっと上に持ち上げて抜く。
この時、古いグリースが固着してるとローラーベアリングがドラム内壁にくっついて一緒に外れて来るかもしれない。その時にベアリングホルダーの下枠(縁)が外れているとベアリングがバラバラと抜け落ちるので失くさないように注意する。プライマリーウインチ(20型)が左右ともその状態だった。


③トレーの上にドラムを置いてトッププレートを取る。


spring(バネ)を押さえながらpawl(爪)といっしょに外す。ドラムの溝にはめてるだけなので簡単に外れる。外す時にspringをはじいて飛ばしやすいので、手の平でふさぎながら外す。


⑤ドラムと一緒に外れてこなかった場合(ハリヤードウインチ(
16
型)はそうだった)、ローラーベアリングを上に抜き取る。


⑥ベアリングの下に敷いてあるプラスティックワッシャーも上に抜き取る。

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注:上の写真ではパーツの並ぶ順序がバラバラになっている。この程度の数なので間違えようもないが、数が増えたら冒頭に書いた通り取り外した順番通りに並べて、最後まで置いた位置を変えない方が良い。また、工程順に写真を撮っておくと良い。写真を撮ってから外せば、組み立てる順番や、どの向きに装着するか分からなくなった時に確認できる。


洗浄作業


①外した部品を軽油に浸してから古歯ブラシやウェス等で汚れを落とす。順番通りに洗浄して、きちんとトレーの元の位置に並べて行くというのがマニュアルにあるやり方だが、今回はみんな一緒に軽油に浸して順序をバラバラにしてしまった。


ベアリングホルダーは上の枠(縁)は一体成型されてるが下側の枠(縁)は脱着式になっている。20型のプライマリーウインチはステムから抜く時に既に下側の枠(縁)が外れていたので、簡単にベアリングが抜けたが、16型のハリヤードウインチは下枠(縁)がしっかりはまっておりベアリングもそのまま収まっていた。本来は下枠(縁)を外してベアリングを抜くのだと思うが、後で下枠をはめ直すのが面倒なので、下枠(縁)を外さずにベアリングを押し出した。無理な力を加えない方が良いと思うが。

ベアリングやドラムの内側の壁面の汚れはウエスで拭き取る。ベアリングホルダーの枠の内側の汚れも良く落とす事。インターナルギヤの溝の奥は落ちにくいが、軽油を入れたプラスティックケースにドラムを入れて浸けておくと(時間があれば一晩)、爪楊枝で溝の奥のグリースが力も入れずに簡単に落ちるようになる。


②外さなかったギヤにパーツクリーナーを吹きかけて古いグリースを落とす。溶けたグリースでデッキが汚れるのでギヤの下周囲に古タオルを敷いて養生する。デッキが汚れたら拭き取る。

尚、パーツクリーナーはガスが沈殿するのでキャビン内にガスが入らないように注意。キャビンは強制排気出来ないので危険だ。要参照⇒エンジンルームでスプレーすると爆発の危険あり


③洗浄後は溶剤をよく拭き取って完全に乾かしてからグリースアップする。溶剤が残ってるとグリースが溶ける。


グリースアップ


①ギヤ、ベアリングにグリースをごく薄く塗る。リューマーのマニュアルには刷毛で塗るように書いてあるが、今回はギヤには歯ブラシ、ベアリングは極薄ゴム手袋をはめた指で塗布。


Pawl
(爪)とspring(バネ)には潤滑油をさす。Lewmarのマニュアル同様、West marineのマニュアルにもこの個所にグリース塗布は厳禁と書いてある。ラチェットの動きが悪くなったり、ギヤが両方向に回るようになる原因はグリースによるpawl(爪)の固着とのこと。
 

組立作業


①センターステムにプラスティックワッシャーをはめてからベアリングホルダーをはめる。

ホルダーの下枠(縁)が外れてる場合は(下左側の写真)、ホルダーにベアリングを入れてから下枠(縁)をはめるわけだが、下枠がうまくはまらなければ無理にはめなくても特に問題はないようだ。

脱着式の下枠(縁)がはまったままだった場合は(下右側の写真)、わざわざ外さずに下枠(縁)を付けたままでホルダーにベアリングを入れた方が面倒が無くて良い。それくらいの弾力はあるが、うまくベアリングがホルダーに入らなければ無理をしないで、下枠(縁)を外してやる。

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尚、ベアリングには上下がある。上面も下面も同じように見えるが、よく見るとどちらかの面の中央に小さい突起があるので、突起のないツルツルした面が一体成型された枠(縁)の方に、突起がある面が脱着式の枠(縁)の方になるようにしてホルダーにはめる。

ベアリングホルダーの準備が出来たらまずプラスティックワッシャーをステムにはめて、その上にベアリングホルダーをはめる。その際、縁が一体成型された側が上、脱着式の枠(縁)が下になるようにしてはめる。
脱着式の縁がホルダーにきちんとはまらなかった場合は、手であてがってベアリングを落とさないように注意してはめる。ホルダーから下枠(縁)が分離してても特に問題はなさそうだ。
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②ドラムをセンターステムにはめる。

下の写真のような向きでspring(バネ)をpawl(爪)にセットしてドラムにはめ、ドラムをステムにはめる時はpawl(爪)を指で押さえてバネが閉じた状態にしてはめる。下の写真を見たらわかるようにバネが開いた状態では入らない。

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③トッププレートを置いてからサークリップをはめて完了。

サークリップはウインチハンドルの差込口よりも径が小さいので拡げてやらないとはまらない。この時飛ばしやすいのでくれぐれも注意。飛ばしやすいのはpawl(爪)とspring(バネ)、それとサークリップだ。外す時、装着する時いずれも飛ばしやすい。ここまでやって海ポチャでは救いようがない。ASAHIのウインチはもう部品が手に入らないので、部品が壊れたり失くしたりしたらウインチそのものがアウトざんす。

カチカチカチと小気味よい音がして軽快に回転するようになったはずだ。



by mantenbosisan | 2018-03-07 13:01 | 装備(改定版) | Comments(0)

ASAHIウインチの分解掃除-1 構造を理解する

Winch model ASAHI 2speed winch 20は生産中止になってる古い国産ウインチで部品も入手困難な難物。マニュアルもなく、動かなくなるまで分解掃除しないので、次やる時にはもうやり方を忘れている。それで今回は自作マニュアルを作成してみた。


参考にした資料

The west adviser Do-it-Yourself: Servicing Your Winches
Lewmar winch service manual


用語

Circlip   サークリップ(スナップリング)

Top plate  トッププレート。ドラムの上に載ってる丸いプレート

Spindle   回転する軸、main spindle 主軸 ウインチハンドルを挿して回転する軸

Stem   回転しない軸、Center stem 主軸 main spindleを挿しこんでいる中央の筒

Drum   ドラム ウインチの外殻

Pawl  歯車の逆回転を防ぐ爪,歯止め

Pawl spring   爪のバネ

Rachet   動作方向を一方に制限するために用いられる機構。一般に、ラチェットは歯車と歯止め(爪)を組み合わせてラックに取り付ける。


外殻の構造

Lewmar one speed EVO sport winchesの構造に似ている。

ウインチの外殻であるドラムの上辺にトッププレートが載り、メインスピンドルのウインチ差込口の下にある溝にはまっているサークリップがトッププレートを押さえている。したがって、サークリップを外せばドラムが外れる。

ASAHI 2speed winch 20外観

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サークリップとトッププレートを外して上から見たところ
 Pawl(爪)とSpring(バネ)がどういう向きで収まってるのか写真に撮って確認しておく。

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ドラムを外したウインチ内部
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ドラム内側(写真は逆さまにして下から覗き込んでいる状態)
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注:写真のベアリングホルダーはベアリングをはめただけの状態でまだ縁(枠)がはまってない。



by mantenbosisan | 2018-03-07 00:18 | 装備(改定版) | Comments(0)

2017.07.21 自作ドジャーカバーを張替えた

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前回(76日)下船時ドジャーを持ち帰って縫製してきた。このドジャーは自作ビミニトップを転用してつくったもので、取付も取り外しも簡単に出来るようになっている。


クロスは昔使ったテントの帆布を再利用したが、どのように裁断するか決めるのに数日かかった。

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失敗した時のことを考えて確実に予備のクロスを残すようにしたいのだ。いろいろ検討結果2.5枚分のクロスが取れた。

仮縫いをしてから実際にドジャーの骨組みに通して修正しながら形を整えて行った。

ドジャーに展開してピーンと張った状態に仕上がれば後は本縫いするだけ…


だったのだが、今までと違って(今までの生地はポリエステル)、今回は厚地の帆布と厚地のビニールクロスを重ねて縫うのでうまく縫えず、ちょっと進んではすぐに糸が絡みついてやり直しというトラブルを頻繁に繰り返すので、半分は手縫いになった。


ミシンの針孔でクロスがダメになって防水が効かなくなることを心配したのだが、家人はこちらの気持ちも考えずミシンが壊れることを心配してた。ミシンが大事かクロスが大事かと言えば当然クロスだろ!?おかげで、指になんども針の頭を突き刺すことになった。指で押しても針がクロスに刺さらないし、刺さっても今度は抜けないのだ。裁縫箱に入ってるのは女性用の指ぬきで小さすぎて使えないし、ヨットのセール針用の指ぬきは何とも無骨すぎて実用に供さず。それで一計を案じ端材の桧の板を掌に当てて針を押し込み、抜く時はプライヤーを使った。なので一針…一針、たっぷり時間がかかった。

今回勉強になったことは、ミシンを使わなくても手縫いで十分ドジャーカバーを縫えるということがわかったことだ。きちんとていねいに縫えば強度の心配もない。

どこで縫い方を覚えたかというと、子供の頃母親のやるのを見てたのだ。一枚の布から洋服が出来上がって行くのが魔法のようだったなー。



by mantenbosisan | 2017-07-25 06:16 | 装備(改定版) | Comments(2)

アクリル板の切断、穴あけテスト

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ヨットの窓はアクリル板を使ってる。
前回アクリル窓の張替修理をやった時は、いろいろネット情報を集めたが、アクリル板はカットが難しい。道具はあれが良い、いやそれはダメだ割れる心配がある。穴あけは普通の手持ちドリルではブレてピッタリの位置に穴を開けられない。ドリル刃は鋭利なままではダメで、ヤスリで研いで鋭利な刃をつぶさなければ割れる、とかなんとか…
難しそうなので面倒になり、業者に依頼して貼り付けるだけの状態に加工して送ってもらったが、次は一から自分でやりたいなと思って、取り外したアクリル板を練習用に取っておいた。

窓の劣化が進んでその時が来た。

まず、電動丸鋸で切断テスト。
OKだ。今回使った刃は何にでも使える万能用の使い古しの刃だったせいか、何回も試し切りをしたら切り口が小さく欠けることがあったが、おおむね許容範囲だ。当て板を当てて切るのは当たり前だ。また、本番では当然プラスティック用の新しい刃を買った方が安全だろう。ただどんな材料の時でもそうなのだが電動丸鋸はピーンと撥ねて材料を割る心配はいつでもある。
それで、普通のノコギリを使って切ってみた。何の問題も無く切れる。なーんだ、と言う感じ。

穴あけはちょっと工夫をした。写真。
あらかじめステンレス板にドリルで穴をあけておいてアクリル板にあてがい、その穴をガイドにして手持ちドリルでやってみた。大成功だ。まったくぶれずにピッタリの位置にきれいに穴があいた。ステンレス版とアクリル板の間に滑り止めマットをはさむ必要もなかった。ドリル刃はどれも使い古しの鈍ったドリル刃ばかりなので、加工もしないでそのまま鉄鋼用の刃を使った。

これで素材を購入して自分で加工する自信がついた。






by mantenbosisan | 2017-06-28 19:03 | 装備(改定版) | Comments(0)

自作ドジャーカバーの張替え検討

2017年6月14-17日乗船
自作ドジャーのカバーを作りかえようかと思いたった。防水は効いてるので実用的には問題ないのだが、裏地の汚れが気になり始めた。
このドジャーは自作ビミニトップを転用して作ったドジャーで、前面と両サイドがビニール張りで見通しが良いので大いに気に入っているのだが、もうロングクルージングはしないので、作り変えにあたっては一般的なドジャーの様にサイドを 布地仕様にしてみようかと思ってる。

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上が現在のドジャー。これに厚地のクロスをかけて形を作ってみた。ずいぶん雰囲気が変わるなー↓
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こちらはプロがやったよその艇のドジャー↓
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by mantenbosisan | 2017-06-21 16:57 | 装備(改定版) | Comments(1)

トッピングリフト設置とレイジージャック交換

ヤマハヨットはバックステイからブームトッピングを取ってるケースが多い。Y28もそうだ。
このシステムの問題点はレイジージャックと相性が悪い点だ。
ブームがバックステイに吊るされてるため風の振れに応じてブームが動いてくれないので、メインセールを揚げる時にレイジージャックにすぐに引っかかるのだ。
マストトップからトッピングリフトを取ればこの問題は解決するのだが、面倒なので、メインセールを揚げる度にレイジージャックを緩めていたが(⇒操船手順書-1-2出港準備bメインセールを揚げる準備(改定))、ついに、2014年航海出発前に漁協に頼んでサポートしてもらいマストに登ってトッピングを設置した。


シート、ブロック類の購入(20091218日岡本造船)
シート(ダクロン)8mm x 27m
ターニングブロック 8-10mm 破断強度900kg
シャックル(ツイスト)

マストトップに穴をあけた(20137月安乗にて)
2013
年瀬戸内海航海中に安乗で出会った四国のヨットcatさんが登山用マスト登りのデモンストレーションをしてくれて、その際マストトップに穴をあけてくれた。

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トッピング設置(2014

2014年航海出発前にマストに登ってトッピングリフトを設置するとともに、マストとスプレッダーの点検をし、傷んでる様子はなかったが10年使ったのでレイジージャックのラインを取り替えた。

以降、メインセールを揚げるのが格段に楽になった。


by mantenbosisan | 2016-12-16 23:20 | 装備(改定版) | Comments(0)

自作ブームブレーキ、その後

2010年にWichardのGub'easyを真似て作ったブームブレーキ(15㎜厚チーク板の2枚重ね)
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ラインの組み方は上記の通り二通り可能だが、常時左側の強風用で使用している。

ラインは8㎜径の長さ20mのロープを使用。ブームブレーキを通したラインを両舷のトーレールに付けたターニングブロックを通してからコックピットにリードして、ウインチに巻いてからクリートに留めている。ウインチとクリートは当然のことだがティラーを足で挟んだまま操作できる位置にある。尚、切れたらひどい目にあうのでラインの劣化には注意。また、8㎜よりも10㎜の方が安心かもしれない。

本来の意図は、ジャイブ時にブレーキを効かせてゆっくりとブームを返すことと、不測のワイルドジャイブ対応だが、想定した風力より風が弱い時にはブームブレーキの摩擦抵抗が勝って、裏風が入った状態でジャイブを止めてしまう。
今までのタックで走り続けるならそのまま元のコースに戻せば良いのだが、ジャイブをしたい時にはどうするか? 
注:下記方法はKAKESU-3独自のやり方でGub'easyとは関係ない。

その時のためにラインをウインチにリードしてあるのだ。ラインはウインチには少なくとも3回(3回以上)巻いて更に十分な長さを残してある。
クリートから外したラインを片手で持ち、もう一方の手の掌でウインチに巻いたラインを抑え、抑える力を加減しながらラインを出して行けばゆっくりとジャイブが完了する。この間メインシートは操作不要。
今や、この自作ブームブレーキ無しでのフリー帆走は考えられない。

尚、これは全てのラインやシートについて言えることではあるが…フリー帆走時だけでなく、上りの時もブームブレーキのラインが遊んで何かの突起物に引っかかってないか注意すること。

過去の失敗例:試運転中にキャビン天井上のベンチレーターの頭を飛ばしてしまったし、その前はジブシートでマスト前のベンチレーターの頭も飛ばしている。注意力が散漫になるととんでもない失敗をやらかしてしまうもの。

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by mantenbosisan | 2016-12-10 23:31 | 装備(改定版) | Comments(0)

UFO2ベンチレーター開閉ノブ交換

7月1日作業
ダブルナットの下のナットをノブに交換。
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参照↓
航行時にはベンチレーターに蓋-3 マスト前のベンチレーターを密閉タイプ(UFO2)に交換 : 満天☆の海-2
by mantenbosisan | 2012-07-01 22:21 | 装備(改定版) | Comments(0)

ビミニトップで自作ドジャー

ビミニトップをつくる段階でドジャーへの転用を見越して透明ビニールクロスの為の縫い代を残していたので、ビニールクロスの型取りをしてビミニトップに縫い付ければ自作ドジャーが完成する。

ビミニトップの製作工程は当ブログのカテゴリーの中のハルとデッキの整備(改定版)の中。
ビミニトップの自作ー1 ~ ビミニトップの自作ー13

ちなみに、ビミニトップとドジャーの違いは、天井だけがカバーされているものをビミニトップと言い、フロントとサイドもカバーされてるものをドジャーと言うのだ。ドジャーは布地の窓を切り取ってビニールを縫い付けた形が一般的だが、天井以外は全面ビニールのドジャーを江の島と葉山マリーナで見つけて(写真下段)、こだわりを捨てて発想さえを変えれば素人でも簡単にドジャーカバーを縫製出来ることを知り勇気づけられた。

家で0.5㎜厚の透明ビニールクロスを布地に縫合。
ミシンをかける時に、ビニールを布地で表裏包み込んで縫なら問題ないが単に重ねて縫う場合はビニールが滑らないので特殊な器具が必要になる。ミシンアタッチメントローラー押さえというのを手芸屋さんで買ってきた。
普通の布地とあまり変わらない感覚で縫えたのはちょっとびっくり。

6月29日デッキへの取り付け
使用した金具
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爪をビニールに差し込んで(ビニールは布より丈夫でなかなか突き刺せない。だいぶ力が要る)
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裏から丸い座金を当てて爪を折り曲げる
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真ん中の穴をカッターで丸く切り取った
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完了 
デッキ側の金具はビスで留めるようになってるが木の台に取り付けたので簡単だった
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中から
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7月2日雨上がりの朝
ビニールクロスが大活躍。ビニールクロスが透明なので見た目はビミニトップだ。
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7月11日 折り畳んで機走中
停泊中に風を入れるためにビニールを折り曲げて屋根の上に畳んで使用することもできる。またビニールはごわごわして扱いにくい印象が強かったが、使わない時はこのように屋根の布地と一緒に畳んでまるめてもそれほどかさばらない。
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下は江の島で見たヨット
全面ビニール張りだがファスナーで窓が開くようになっている。ま要所に厚い布地で補強してあり一見してプロの仕事だとわかる。
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by mantenbosisan | 2012-06-29 20:03 | 装備(改定版) | Comments(0)