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満天☆の海-2

カテゴリ:航海情報 遠州灘~紀伊半島( 22 )

那智フィッシャリーナ入港ルートをつくった

那智Fは危険とばかり言ってても始まらない。勝浦港、太地港の入港ルートは作成済みだが、万一のこともあるので、2016年針路は西へ航海計画作成時、那智F入港ルートも設定した。

KAKESU-3がもってるNewpecは潮岬以西で、以東の海域は紙海図と港湾案内が頼りだ。
那智F入港ルート設定にあたっては、那智の海岸前の危険な潜堤を示すブイと港口側のブイの位置を割り出す作業が最難関で、知る限りこれらの位置を示す情報はどこにもない。
そこでGoogle earthで位置を割り出した。潜堤を示すブイは4個しかわからなかったが。


潜堤ブイと思われる位置

33°38'36.93"N135°56'24.48"E

33°38'34.20"N135°56'23.76"E

33°38'31.16"N135°56'22.70"E

33°38'28.36"N135°56'21.90"E

港口側ブイと思われる位置

33°38'36.75"N135°56'26.74"E

33°38'35.42"N135°56'28.69"E

33°38'34.20"N135°56'31.18"E

一文字防波堤西端

33°38'38.61"N135°56'26.61"E



次に何度も那智Fに入っているDONさんのコースD2-D1と照合した。
DONさんのコースはGoogle earthで割り出した潜堤ブイと港口側ブイの間を通っているので両ブイの位置はまずまちがいないと推定。

沖合を通る自分のコースとの兼ね合いで、自分の設定したウェイポイントN2,N3はDONさんのウェイポイントD2,D1とは異なる位置にあるが、DONさんの設定したコースラインに乗っている。
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注:
上記写真はクリックして拡大して見る。
2016年結局那智Fには入港しなかったので上記ルートの安全性は実証してない。
那智F入港の最後のWPであるN3はDONさんのウェイポイントより手前に設定したが、これはあまり砂浜に突っ込んで行きたくないから気持ち手前に設定した。
ブイは流出したままの可能性もあるのでブイを頼りに航行しない方が良い。GPSをにらめっこしながら設定したコースを慎重に進んで、一文字防波堤の西端を右正横に見て右転し、一文字防波堤を右舷に見て入港する。一文字防波堤を左舷に見て入ってはいけない。上の写真でも分かるが、沖から港に向かうとまず最初に一文字防波堤と沖防波堤の間に入り口が大きく開いているように見えるので何も知らなければここから入りたくなるが、浅いので座礁する。

非常に天真爛漫で疑うことを知らない知り合いのヨットが一文字防波堤と沖防波堤の間から入った。その時はたまたま大潮の満潮時だったのだろう。知らぬが仏で無事入れたが、出る時またここから出たら間違いなく彼のその航海2回目の座礁事故を起こしてただろう。入港後注意されたので免れた由。
必ずコース上をウェイポイントN3まで進んで一文字防波堤を右舷に見て入ることだ。

このように危険個所があっちにもこっちにもあるにもにもかかわらず、このフィッシャリーナ(那智勝浦町管理でなちかつうら海の駅という名前の海の駅でもある)の案内書には「喫水は2.5mまで。港入り口には潜堤があります。入港時はご注意ください」としか書いてない。



by mantenbosisan | 2016-05-04 12:30 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

那智勝浦沖のジドー島の正体は?

海図W46を見ると、那智勝浦沖にジドー島,那智湾にシイノ島と言う記載があるが、島らしい形はない。
那智湾にもシイノ島と言う記載があるが、こちらも名前の記載があるだけで島らしい形跡はどこにもない。

ジドー島という記載のそばには36R、シイノ島の方はそばには7.7R,11.8R等の記載がある。Rは岩、その前の数字は水深のはずだが、なぜ島(=海上に露出している陸地と理解してる)と記載されてるのか?

島の定義を調べてみた。

Wikipedia 島

海洋法に関する国際連合条約(国連海洋法条約)第121条では、

  • 自然に形成された陸地であること
  • 水に囲まれていること
  • 高潮時に水没しないこと

の3つの条件を満たすものを「島」と定義している。

日本の海上保安庁は「満潮時に海岸線の延長距離が100m以上の陸地」を島と定義している。一方、国土地理院は「航空写真に写る陸地」を島と定義している。また、国土地理院の定義では島未満の地形として、暗礁洗岩干出岩水上岩からなる岩礁がある。

の中に存在する、周囲が水で囲まれた陸地も島と呼ばれる。

どれをみても水没するものは島ではないのだ。?
ならば海上保安庁が発行している海図に島と記載されている以上そこには島があるということだろう?

それでは海図記号の記載漏れ?
海図には時々訂正がなされ水路通報で海図記載事項を改正してるので、あり得ないことはない。

海中の岩に地元の漁師たちが名称をつけたか、あるいは昔は海上に露出してたが地震などで海中に没した?
どちらもあり得るなー。

気になるので所管の第5海保海保に聞いてみた。ただし、ヨットの航行に支障があるかないかという観点で簡潔に問い合わせた。

海保回答:
平素より五管区海の相談室をご利用いただきありがとうございます。
ご質問頂いた海図W46「新宮港至浦神港」に記載されている浅瀬の情報について、次のとおり回答いたします。
1.「ジドー島」について
  ご質問いただいたとおり、こちらは水深36mの底質(海底の状態)は「岩」です。
2.「シイノ島」について
  こちらもご質問頂いたとおり、水深7.7mの「岩」となっています。
3.「滝出し」について
  こちらの海図水深は15.8mです。

※海図に記載されている浅瀬は主に、航海安全上必要と思われるものが記載されておりますが、「喫水1.8m」のヨットであれば上記の浅瀬については航行に影響はございません。
以上、回答いたします。

結論:
島の正体は
ジドー島:海底の岩で、岩の頂上は水深36m。
シイノ島:海底の岩で、2ケ所隆起して高くなってるところがあり、一つはその一番上が水深7.7m、もう一つは水深11.8m
滝出し:海図水深15.8mの浅瀬
なぜ海中の岩を島と呼称してるのか:不明




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by mantenbosisan | 2016-03-12 22:14 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

台風避難 熊野灘ではどこ?

熊野灘にいるヨットは五ケ所湾に避難するのが安全かと思ってたのだが、台風18号予報円の中心は紀伊半島熊野灘沿岸に向かい9日昼頃に五ケ所湾付近を通る進路だ。そうなってくるとどこに避難するのが良いのだろう?

勝浦港の渡の島埠頭とホテル浦島の間の水路には波がまともに入って来て大揺れになるし、大勝浦方向の左手、よくヨットが係留する岸壁→満天☆の海-2勝浦港(紀伊勝浦)係留岸壁の奥は大潮の満潮時海面が岸壁を越えるのでフェンダーが効かなくなる。直撃されてもやはり五ケ所湾VOC志摩ヨットハーバーが安全なのか?それとも賀田湾の三木浦漁港(ヨット世話人がいる)が良いのか…九木浦は地形的には良さそうだが漁協に問題があるし、浮桟橋は一つしかなく漁船が占領している可能性が強い→針路は西へ(帰航)2013.07.24 九木浦にはやはり鬼がいた

2015.09.08 気象庁台風情報
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by mantenbosisan | 2015-09-08 15:03 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

周参見のソビエト発見

昨年、周参見沖の無人島がソビエトと命名されたという話を聞いてからずっと気になっていた。周参見漁港の入り口の険礁地帯にあるのだろうと思って海図などを見てみたが見つからないのでそのままにしていた。しかしわからないままというのはどうも落ち着かないので改めて腰をいれて調べてみた。そしてやっと地理院地図で発見。周参見漁港からだいぶ東、江須崎の少し西の見老津沖にあった。沖ノ黒島の沖に連なる一番沖の岩礁のようだ。「領海の起点(基線)になる島」の一つというから、この島から12海里沖までが日本の領海ということになるな。

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Wikipediaの記述
ソビエトは、和歌山県西牟婁郡すさみ町にある無人島である。地元ではソビエットとも呼ばれる[1]

概要[編集]

ソビエトは、本州最南端である潮岬の西方、すさみ町見老津沖に位置し、陸ノ黒島、沖ノ黒島の沖に連なる。ただし、海岸を走る国道42号からは沖ノ黒島の陰に隠れて見ることはできない。釣り人の間では釣果のよい釣り場として知られている[1]

ソビエトは、日本の領海の基点となる島のひとつである。日本には領海の起点となる離島が約500あるが、その中には本島のように正式な名称がない無人島が多数含まれていた。日本政府は、2014年6月の離島の保全策を検討する政府の有識者懇談会の提言を受けて、同年8月1日にこのうちの本島を含む158の島の名称を決定し、内閣官房総合海洋政策本部のウェブサイトで公表した[2]

島の名称は地元住民が使っている通称を採用したケースが多く、この島の名称である「ソビエト」も釣り人に古くから言い伝えられてきたものとされる[3]。なぜ「ソビエト」と呼ばれるのかその由来は明らかではないが[4]、地元では島や岩がそびえたつ様子から名付けられたとする説もあり[1]ソビエト連邦と関連する可能性は低いという[5]。なお、すさみ町には見老津の東隣の江須崎沖にも「ソビエト」、「沖のソビエト」と呼ばれる島がある[1]


by mantenbosisan | 2015-01-07 12:14 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

紀伊半島南部沿岸の海況解説

大阪市立自然史博物館資料 → 総説 紀伊半島南部沿岸の海況

by mantenbosisan | 2013-06-03 14:00 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

紀伊半島南部の海峡(論文)

紀伊半島南部沿岸の海況(論文)⇒http://www.mus-nh.city.osaka.jp/iso/argo/nl05/nl05-9-21.pdf
by mantenbosisan | 2013-05-30 20:19 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

遠州灘の流れ

遠州灘の10nm以内の沿岸域では0.5 から1kn程度の西又は東に向かう流れがあり、時には向岸流などの複雑な流れが発生するので注意を要する。特に視界不良時。
御前崎南方および遠州灘では上げ潮流は西南西、下げ潮流は東北東に流れ、御前崎南方ではほぼ高、低潮時に転流する。遠州灘中央部では高、低潮時の1-2時間後に転流する。
大潮期の平均流速は、御前崎南方では1kn達するが、御前崎東方および遠州灘中央部では0.2kn程度である。
by mantenbosisan | 2013-05-14 21:15 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

伊勢湾潮流推算

伊勢湾の潮流推算(海上保安庁HP全国の潮汐・潮流推算から選択)
by mantenbosisan | 2013-05-14 18:32 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

伊良湖水道に関する調査研究報告書 日本財団図書館

日本財団図書館(電子図書館) 海上交通情報システムに関する調査研究完了報告書
by mantenbosisan | 2013-05-13 22:59 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)

太地漁港

入港針路
鰹島を右に見てかわしてから太地漁港の灯台を227度に見て進入する。高倉山の南東側の暗礁を右正横に見たら正面右手の浅瀬を避けるために少し進路を左にかわして回り込んで入港するように港湾案内に書いてある。水深を見る限り左にかわさずまっすぐ進んでもまず大丈夫と思うが暗礁との距離が100-150mしかない…何もこんなところで無理をする必要もない。
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漁協事務所の皆さんが大変親切だった。漁協参事の杉森さんから港に入ってすぐ左の泊地に入れるように言われた。
太地町漁業協同組合電話番号0735-59-2340
太地町に一台しかないタクシーの運転手さんが太地港全体を見渡せる山の上に連れて行ってくれた。まもなく廃業すると言ってたがそうなるとタクシーは勝浦から呼ぶことになるのだろうか?

新オリオン号回航記は面白い。あ、イヤ為になる。
http://www.page.sannet.ne.jp/hide/NEWORION-KAIKO5.html

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by mantenbosisan | 2011-07-25 15:18 | 航海情報 遠州灘~紀伊半島 | Comments(0)