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満天☆の海-2

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エンジン回転が上らない…そのわけは

爆弾低気圧後の2014年12月19日、高波の中を機走中、まったく前に進まなくなった。最初は高波のせいかと思ったのだがどうもおかしい。ギヤハンドルを回しても途中までは上がって行くのだが、6分目くらいから回転が上らないのだ。無負荷の状態にしてやってみたがやはり同じだった。原因が分からないまま早々に帰港。

下の写真はその時に撮影したもの。
エンジンストップレバーが半分ほどストップ方向に引かれたままになっていた。
これでは燃料が半分くらいカットされており、ギヤを回しても回転が上らなかったわけだ。
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なぜそんなことになったのか?
今年の夏の航海中小豆島寄港時計器盤のエンジンストップノブが壊れて計器盤から外れてしまったのだが計器盤から外れててもノブを引けばエンジンは止まるので、そのまま航海を続け、安良里に帰港後も怠けて直してなかったのだ。
今回、たまたま高波の中を航行中度重なる波の衝撃でワイヤーが引っ張られて、そのまま何かに引っかかって戻らなくなったのだ。従ってレバーは燃料をカットする方向に引っ張られたままだ。

今回勉強したので言えることだが、航海中に再びこういうことが起きたらどうしたら良いか?
エンジンルームを開けてレバーとワイヤーを止めているボルトを緩めてレバーをフリーにしてやればいいのだ。
そして港に入ってエンジンをストップする時は、レバーを手でストップ方向(写真では左方向)に回して燃料をカットすればいいのだ。

エンジンストップノブの腐食は古い艇では起こりやすい。お隣さんでも同じことが起こってた。


by mantenbosisan | 2014-12-31 22:57 | エンジン(トラブル) | Comments(0)

プライミングポンプを新設

2014年夏、綱不知で台風避難中に燃料フィルターを交換し、エヤ抜きしようとしたら全く燃料が上って来ず、業者を呼んだが、手動ではやはりダメで、電動ポンプを取りに行ってなんとかエヤ抜きできた。とりあえずその場はおさまったが、こんなことでは安心して航海を続けられない。どうしようかと思案してたら、船外機用のプライミングポンプを取り付ければ?、というアイデアをもらいさっそく実行した。あとで知ったことだが、エヤ抜きで苦労してこの船外機用のプライミングポンプを取り付けてる人結構いるようだ。
このポンプのパワーはさすがにすごい。一発で燃料が上がってくる。

燃料フィードポンプの手前に設置した船外機用のプライミングポンプ
このポンプをホースとセットで買うと非常に高いので、三川さんの車でポンプだけ売ってる店を探しまわってやっと購入できた。
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by mantenbosisan | 2014-12-26 15:41 | エンジン(トラブル) | Comments(0)

12月17日 爆弾低気圧

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低気圧が猛烈に発達し16日午前9時からの24時間で58hPa下がり、17日午前9時に948hPaの「爆弾低気圧」となって北海道付近を通過したらしい。この影響で北海道は猛吹雪の大荒れだったが、本州でも強い冬型の気圧配置となり、強い寒気が流れ込んだ。

17日20時現在 伊豆南(安良里から南)に暴風波浪警報
18日10時現在 伊豆南(安良里から南)に強風波浪注意報に変わった

暴風と高波に関する静岡県気象情報 第4号平成26年12月17日17時07分 静岡地方気象台発表
(見出し)
静岡県では、引き続き18日明け方にかけて海上中心に暴風となり、大しとなる所がある見込みです。暴風や高波に警戒してください。

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by mantenbosisan | 2014-12-19 21:14 | 気象・海象 | Comments(0)

三河湾ヨット座礁沈没事故再検証

先月の下田の事故でH22.10. 8に発生した 愛知県形原漁港に於けるヨットの消波ブロック乗揚、沈没事故を思い出した。
機関故障、セールも揚がらず(ハリヤードやシートが絡みつくなどして)操船不能状態で漂泊中に風波に圧流されて漂流という事態はどんなヨットにも起こり得ることだが、その時点での自艇位置、リーショア―(風下に陸)なのか否か、風波の強さと方向、上げ潮か下げ潮か、周囲の状況などの正確な現状把握と、圧流を食い止めるための投錨、ワッチがいかに重要かということを今更ながら思い起こした。

三河湾の事故を掲載したブログ
http://blog.livedoor.jp/orionhyodo/archives/51102448.html

緊急事態に直面し復旧作業に没頭しているとあっという間に時間が経ってしまうものだが…、それにしても、
ブログによると当人は岸から十分離れていると思っていたのでワッチをしないで復旧作業に専念していて、テトラポットに乗り揚げて、なんでこんなところにテトラポットがあるのかとビックリしたとのことだ。当人は機関停止から座礁まで10分しかたってないと思っていたらしいが、審判記録によれば1時間20分経過していたようだし、当人は漂泊に入った地点から風下の防波堤まで十分な距離があると見ていたようだが、審判記録によれば実際には1㎞もなかったようだ。
その他にも座礁から沈没に至る経緯等もブログと審判記録(下記参照)ではだいぶ食い違ってる。

審判記録概略 
発生年月日22.10. 8 乗揚 (消波ブロック)愛知県形原漁港  言渡年月日23.6.16
A受審人は,愛知県形原漁港において,陸岸に向かって東南東風が強まる状況下,クルージングを終えてヨットクラブに帰航するため北上中,機関が自停したために漂泊して救援を待つ場合,そのまま漂泊を続けると同風で圧流され,形原漁港東防波堤の東側に敷設された消波ブロックに乗り揚げるおそれがあったから,投錨するなど圧流防止の措置を十分にとるべき注意義務があった。しかしながら,同人は,機関室で機関を再起動することに気を奪われ,圧流防止の措置を十分にとらなかった職務上の過失により,圧流されて船尾を防波堤の消波ブロックに乗揚させるに至った。

審判記録全文↓


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by mantenbosisan | 2014-12-01 08:03 | 海難 / 緊急時対応 | Comments(0)