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満天☆の海-2

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だいじょうぶか?アンカーとアンカーライン

自分は荒天時には船を出さないから大丈夫だと言う人が多いが、地形にもよるが4-5時間位の航海では次の港に着くまでに急に海が荒れてくることはある。西伊豆では大瀬崎、土肥、石廊崎周辺だ。
急に荒れてきた海で操船不能になった時、本当の意味での命綱は、強力なアンカーとアンカーラインだ。フォールディングアンカー(釣りなどに使う簡易アンカー)や適当な素材のラインでは船検にはパスしても荒天時に船を護れない。

海保に救助を求めても乗員は救助してくれても、船を曳航してくれるとは限らない。⇒石廊崎沖海難事故聞き書き

長時間波浪に翻弄されてアンカーラインが切れて岩場に流されれば船底に亀裂が入って転覆。西伊豆はそんなところばかりだ。
そうなると捜索、高額なクレーン台船を使っての船の引き揚げと輸送、解体処分、漁協への補償、海保からの連日の事情聴取,業務上往来妨害罪で書類送検、数十万円の罰金が待っている。
ヨットモーターボート保険の捜索救助費用の上限は高くない(安良里漁協が扱ってる保険では200万円だった)ので、かなりの金額が持ち出しとなる覚悟が必要だ。そんなことになるなら、しっかりしたアンカーと十分な長さのある強力なアンカーライン(ナイロン等)を積んどけばよかったと思うに違いない。5万円もあれば足りるのだから。


by mantenbosisan | 2019-07-19 04:36 | 海難 / 緊急時対応 | Comments(0)